絶景＆アクティビティも満載！国立公園を120％楽しもう！【東日本】

2020年1月現在、日本全国に34カ所の国立公園が指定されている。手付かずの自然環境や豊かな生態系が保護されているだけでなく、それらを鑑賞＆体感できるアクティビティも数多く用意されている。日本が誇る手付かずの自然が残る国立公園へ足を運んでみよう！

国立公園は、自然公園法に基づき環境大臣が指定している。開発の波から自然を守り後世に引き継ぐとともに、自然とのふれあいの場として誰でも利用できるところ。歩道やビジターセンターなども整備されており、年間約3億人もの人が訪れている。

現在、国立公園の一部のビジターセンターには、多言語対応のデジタルサイネージを設置。国立公園で体験できるアクティビティ情報を発信している。また、各国立公園の魅力やルール・マナー、登山情報なども見ることができる。

下記、東日本の公園を紹介しよう。

日本最大のカルデラ地形と火山・森・湖が織り成す「阿寒摩周国立公園」

北海道で最も歴史のある国立公園の一つ。公園は、阿寒地域と摩周(川湯)地域の2つのエリアに分けることができ、阿寒地域は、悠然とそびえる雄阿寒岳・雌阿寒岳やその周辺に広がる阿寒湖、オンネトーなどの湖沼の美しい景色が特徴。摩周(川湯)地域は、世界有数の透明度を誇る摩周湖や、周囲の峠や山から一望できる屈斜路湖、季節ごとに変化する森林の景色をチェックしよう。

生きている火山と静まる蒼い湖、まさに“生きた火山の博物館”「支笏洞爺国立公園」

北海道の南西部に位置し、支笏湖、洞爺湖の二大カルデラ湖に加え、羊蹄山、有珠山、樽前山などさまざまな形式の火山や火山地形を見ることができる。また、温泉や硫気の吹き出す地獄現象など火山活動が多く見られ、まさに『生きた火山の博物館』。札幌市中心部や新千歳空港からも近く、アクセスも抜群。自然探勝や温泉を利用した保養などの周遊観光のほか、登山や高山植物観賞にも利用されている。

「十和田八幡平国立公園」は四季を通じて楽しめる多様な動植物と変化に富む景観が人気

八甲田山、十和田湖、奥入瀬渓流などからなる十和田八甲田地域と、八幡平、秋田駒ヶ岳、岩手山などからなる八幡平地域で構成される。十和田八甲田地域は豊かな自然環境に育まれて息づく動植物など、四季を通じて変化に富んだ景観を楽しめる。八幡平地域は、火山現象と冬季の多雪条件が作り出した多くの湖沼と湿原や多様な生態系が特徴。また、多くの温泉に恵まれていることも魅力の一つ。

富士山の火山地形と文化が多様な景観を作り出す「富士箱根伊豆国立公園」

富士火山帯に属する各種火山地形や温泉、変化に富む海岸線や島しょからなる火山国日本を代表する国立公園。富士山を中心に周辺の湖沼や高原を含む富士山地域、東海道の宿場町であり、古くから温泉地として名高い箱根地域、天城連山と変化に富んだ海岸線、そして温泉が魅力の伊豆半島地域、今でも火山活動が活発な島々を含む洋上の火山島からなる伊豆諸島地域の4地域に分けられる。

手軽に自然や歴史文化に親しめる都心からほど近い「日光国立公園」

1934年に誕生した歴史の古い国立公園。関東以北最高峰の日光白根山、信仰の山として名高い男体山、今も火山活動が活発な那須岳などの山岳が分布する。周辺の湖沼や壮大な滝、紅葉の美しい渓谷などの自然景観と、世界遺産にも登録された神社仏閣など歴史的建造物との見事な融合も必見だ。都心からのアクセスも良く、手軽に自然や歴史文化に親しむことができる場所として人気がある。

日本を代表する傑出した山岳景観「中部山岳国立公園」

北アルプス一帯を占める日本を代表する山岳公園で、日本に国立公園が誕生した1934年に指定された。槍ヶ岳などを有する穂高連峰、最南部にそびえる乗鞍岳、白馬岳などを有する後立山連峰、剱岳・立山などを有する立山連峰など標高3,000m級の山々から成る。切り立った岩壁、深い渓谷、氷河が造った圏谷など、多彩な山岳景観が訪れる者を魅了する。上高地、畳平、室堂など、公共交通機関によるアクセスが良い登山口も多い。

美しい景観を誇るとともに人と自然の関わりを感じる「伊勢志摩国立公園」

志摩半島とその周りに広がる国立公園。大きく2つのエリアに分けられ、一つは、伊勢神宮と背後に広がる自然豊かな森林環境を中心とした内陸のエリア、もう一つは複雑に入り組んだ入り江と岬が無数に点在するリアス海岸に代表される海沿いのエリア。民有地の割合が高く(96％以上)、居住人口も多いため、地域の人びとの生活、歴史、文化、風習などに深く触れることができるのが特徴だ。

これらの国立公園には、息をのむ絶景はもちろん、トレッキングやカヌー体験といった自然を体感できるアクティビティも盛りだくさん。ぜひ実際に足を運んで、国立公園を満喫しよう！【ウォーカープラス/PR】