全線運転再開する常磐線で行きたい、福島県相馬・南相馬・浪江の旨いラーメン5選

東京ウォーカー(全国版)

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福島県・富岡~浪江駅間の復旧による、JR常磐線の全線運転再開が3/14(土)に予定されている。そこで、震災後にオープンもしくは移転復活したラーメン店を相馬周辺の地域から選んでみた。〈■情報は発売中の「ラーメンWalker福島2020」より〉

焼きアゴ香る秀逸な一杯で新風を「へうげもの」


【画像を見る】元東京在住店主が開店!「へうげもの」の焼きあごらーめん


「へうげもの」(南相馬市原町区中太田天狗田94-9)は、元東京在住の店主が、自身の出身地に18年開業。独学で作り上げたメニューは焼きアゴ、白湯(パイタン)豚骨、油そばの3種をそろえる。近年スタートした「すごい貝」(900円)、「すごい油そば」(850円)などの限定麺「すごいシリーズ」が、1日の来店数200人を超えるなど大反響。

「焼きあごらーめん」(800円)は、焼きアゴ、イワシの煮干し、昆布、カツオ節に水を加えて10時間寝かせて煮込むことで、深みのある味を引き出す。独自に改良した中太のストレート麺との相性が絶妙。白髭ネギが食感のアクセントに。

仙台の名店「くろく」が故郷で出店「井戸端よしお」


「井戸端よしお」の福島鶏白湯


「酒の肴と中華そば 井戸端よしお」(相馬市馬場野字岩穴前202)は、仙台の人気店「くろく」の店主が、地元・相馬でプロデュースした店。煮干しが香る中華そばが象徴するように、“万人に愛されるラーメン”というコンセプトにこだわって、素材はすべて手作り。その深みある味わいを求め、リピーターが続々と押しかける。

「福島鶏白湯」(920円)は、会津地鶏に伊達鶏、川俣シャモと、福島三大鶏を贅沢に使ったご当地麺。黄金色に光るこってりとしたスープが特徴で、口当たりはなめらかだ。

おふくろの味で愛される名店「双葉食堂」


「双葉食堂」の中華そば


震災後仮設店舗で営業していた老舗「双葉食堂」(南相馬市小高区東町1-96-1)は、16年に元の場所で念願の再オープン。メニューはラーメンが中心で、奇をてらわない優しい味わいだ。動物ダシのコクとタマネギの甘味が効いたスープは、鶏油とラードの程よいこってり感も加わり、食べ飽きないと評判。

「中華そば」(650円)は、鶏ガラをメインに香味野菜も加えてたいたあっさり系のラーメン。モチモチとした食感ながら歯切れがいい中細麺は、軽い縮れが特徴。滋味深いスープがよく絡む。

いわきの行列店が浪江に!「麺屋 龍次 浪江店」


「麺屋 龍次 浪江店」の黒龍次


「麺屋 龍次 浪江店」(双葉郡浪江町権現堂新町45-1)は、いわきの人気店が、飲食店が減ってしまった浪江に進出。「原発の廃炉に向け働く作業員たちに温かいラーメンを」と19年開店した。本店に通う客も浪江に来てほしいと、看板のダブルスープは本店のものに鶏ガラを加えて異なる味に。

「黒龍次」(900円)は、豚の背ガラ&鶏ガラの動物系と、カツオ節主体の魚介系ダブルスープをベースに、濃厚な醤油ダレでパワフルに仕上げた一品。中太の麺は歯応え抜群でスープの絡みも絶妙だ。

パンチが効いた味噌が名物「サッポロラーメン たき」


「サッポロラーメン たき」のみそラーメン


南相馬市で40年以上親しまれた「サッポロラーメン たき」(双葉郡浪江町高瀬字桜木8)は、16年に惜しまれつつ閉店。昔ながらの味を創業者の長男が引き継ぎ、18年に浪江町で復活した。ニンニクの効いたパワフルなみそラーメンが看板。居住人口が激減してしまった浪江で「復興の力になりたい」と奮闘中だ。

看板でもある「みそラーメン」(780円)は、鶏ガラや豚骨の旨味が抜群なスープと特製味噌ダレのバランスが素晴らしい一杯。挽き肉やモヤシも満載だ。ニンニク抜きも可能。

※価格などは「ラーメンWalker福島2020」発売時のものです

【ラーメンWalker福島2020編集部】

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