旨さに驚け!「福島Walker」がおすすめする、ハイレベルなラーメンの新店
東京ウォーカー(全国版)
進化を続ける福島県のラーメン。今回は、オープン1年以内ながら早くも注目を浴びる2店をクローズアップする。〈■情報は発売中の「福島Walker」より〉
東京の名店仕込みの強烈な旨味「さんくるげ」

「さんくるげ」(田村市滝根町神俣字梵天川52)は、田村市の山あいに現れた超新星。佐藤店主は東京の名店「創作麺工房 鳴龍(なきりゅう)」で修業後に店を構えた。シンプルだが食べ進むほど旨味が増す唯一無二のスープと、質の高い自家製麺が織り成す極上の味わいで、ラーメン好きの話題を独占している。
「塩らぁ麺」(680円・税込)のタレはモンゴル岩塩を中心に、アゴ(トビウオ)やホタテの貝柱で調えたもの。手もみされた麺があっさり系のスープを吸い、味を引き立てる。澄んだスープの見た目はまるでお湯のようだが、複雑な味わいを秘めた旨味がインパクト抜群で驚く!
「たんたん麺」(750円・税込)も必食だ。「鳴龍」の担々麺の味を守りつつ、福島の深煎りのエゴマを使うなど独自の工夫も行っている。


福島では珍しい生姜醤油で躍進を「自家製麺しげ」

「自家製麺しげ」(福島市方木田字稲荷塚36-4)の店主は、福島市の名店「えなみ」の出身で、同店・江南(えなみ)店主の薫陶を受け、系列店で修業後に独立。埼玉の名店「オランダ軒」で出合った生姜醤油に感動し、本場の新潟・長岡市で食べ歩き研鑽を積んだ。福島に生姜醤油を広めようと意気込む。
「生姜醤油ラーメン」(750円・税込)がおすすめ。豚骨と鶏ガラに昆布やシイタケを加えて炊いたスープには、厳選した高知県産の生姜がたっぷり。生姜と醤油ダレとの調和が抜群だ。

※データは「福島Walker」掲載時のものです
【「福島Walker」編集部】