0泊2食で、行くぜ福島! じわり染みる旨味がたまらない、塩ラーメンの新鋭
東京ウォーカー(全国版)
福島で根強い人気なのが、鶏メインの黄金スープにしなやかな麺が絡む塩ラーメン。その中から、今注目の気鋭店を紹介する。〈■情報は、発売中の「ラーメンWalker福島2020」より〉
奥深さ極まる黄金のスープ「麺屋 銀次郎」

「麺屋 銀次郎」(福島市笹谷字谷地南30-1)は、会社員をしていた店長が塩ラーメンに目覚め、福島市で開業。ほぼ独学で作り出したという一杯は、黄金の清湯スープに鶏や塩の旨味をしっかりとたたえている。その決め手は徳島の地鶏・阿波尾鶏をはじめとする、地鶏のガラやアジの煮干し。
「塩バターラーメン」(850円)は、塩ラーメンに北海道の倉島バターがのった一番人気のメニュー。沖縄の煎り塩のまろやかさと上品なバターが混じり合い、あっさり系ながらも深いコクを堪能できる。


いわきに現れた鶏塩の新星「らぁ麺 友膳堂」

「らぁ麺 友膳堂(ゆうぜんどう)」(いわき市好間町字鬼越98-1)の店主が学んだのは、福島市の「伊達屋」や郡山市の「ありがとう」など塩の名店を生んだ地鶏ラーメン研究会。さらに独学での試行錯誤により、いわき市では少ない、滋味深いタイプの塩ラーメンを作り出した。
その「塩ラーメン 」(750円)は、地鶏の旨味とコクをストレートに感じられる基本のラーメン。ソフトな食感を持つ低加水の細ストレート麺と、鶏油が香る優しいスープとの相性が抜群だ。

※価格などは「ラーメンWalker福島2020」発売時点のものです
【ラーメンWalker福島2020編集部】