花火のあのかけ声の代名詞「玉屋」の悲しい事実
東京ウォーカー(全国版)
打ち上げ花火の掛け声といえば「たまや?(玉屋)」に「かぎや?(鍵屋)」。
このかけ声は両国川開きで人気を競った花火師の屋号に由来するのはご存知の方も多いのでは。
そもそも玉屋は鍵屋で番頭を務めていた腕のよい職人・清七が独立し、暖簾分けしてもらった分家。屋号も、鍵屋が守護神としていた鍵屋稲荷の祠に祀られている狐の一方が「鍵」を、もう一方が擬宝珠の「玉」を持っていることに由来する。以降、1810年から両国の川開きで鍵屋とともに花火製作を担い、「玉やだと 又またぬかすわと 鍵や云ひ」と川柳で詠まれた通り、鍵屋をしのぐほどの人気を博したのだが……実は、1843年に出してしまった火事が原因で玉屋は江戸を追われることに。
こうして人気花火師だった玉屋は、かけ声は残れど一代限りで失脚してしまっているのだ。
ちなみに鍵屋は、現在にいたるまで15代に渡り続いている。
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!
全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介