花火のあのかけ声の代名詞「玉屋」の悲しい事実

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

打ち上げ花火の掛け声といえば「たまや?(玉屋)」に「かぎや?(鍵屋)」。

このかけ声は両国川開きで人気を競った花火師の屋号に由来するのはご存知の方も多いのでは。

そもそも玉屋は鍵屋で番頭を務めていた腕のよい職人・清七が独立し、暖簾分けしてもらった分家。屋号も、鍵屋が守護神としていた鍵屋稲荷の祠に祀られている狐の一方が「鍵」を、もう一方が擬宝珠の「玉」を持っていることに由来する。以降、1810年から両国の川開きで鍵屋とともに花火製作を担い、「玉やだと 又またぬかすわと 鍵や云ひ」と川柳で詠まれた通り、鍵屋をしのぐほどの人気を博したのだが……実は、1843年に出してしまった火事が原因で玉屋は江戸を追われることに。

こうして人気花火師だった玉屋は、かけ声は残れど一代限りで失脚してしまっているのだ。

ちなみに鍵屋は、現在にいたるまで15代に渡り続いている。

キーワード

カテゴリ:
タグ:
地域名:

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

花火特集

花火特集2025

全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

CHECK!2025年全国で開催予定の花火大会

おうちで金麦花火セット

夏休み特集2025

夏休み特集 2025

ウォーカー編集部がおすすめする、この夏の楽しみ方を紹介。夏休みイベント&おでかけスポット情報が盛りだくさん!

CHECK!夏祭り 2025の開催情報はこちら

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る