ミュージカル「忍たま」再演が後半戦へ、前内孝文「千秋楽までチャレンジャー」
東京ウォーカー(全国版)
忍術学園を舞台に、一流忍者を目指す乱太郎、きり丸、しんべヱら忍者のたまご=“忍たま”の楽しい日々を描いた人気アニメ「忍たま乱太郎」。現在、同アニメを原作とした人気ミュージカル「忍たま乱太郎 予算会議でモメてます!」が東京ドームシティ シアターGロッソで上演中だ。明日7月6日(水)より10日(日)まで、後半の7公演が行われる。前半の上演を終えた上級生・食満留三郎(けま・とめさぶろう)役の前内孝文(NAKED BOYZ)に、今回の舞台の手応えや見どころを聞いた。
今回の舞台は再演ではあるものの、新キャストが加わり、前回とはひと味もふた味も違う舞台になっている。前内は「自分のキャラクターだけでなく、ほかのキャストのキャラクター、一人一人との対応の仕方を皆が話し合い、ここまで稽古をして本番を迎えることができました。『忍たま乱太郎』の世界を『ミュージカル忍たま乱太郎』のファミリー全員で作り上げていますので、第二弾(の初演)とはまた違う“忍たまワールド”が見どころになっています」と胸を張る。
演じる留三郎は用具委員長として、山口賢貴演じる会計委員会委員長・潮江文次郎から予算を獲得するため奮闘。自身の注目してほしいポイントは「予算会議での留三郎の登場曲」だそうで、「楽曲をいただき、留三郎の事を考え自分で作詞をさせていただいたからです」と頬を緩める。さらに、「予算会議中の文次郎との“必殺技対決”も、今回チャレンジさせていただいているので注目してほしい」という。
凛々しい眉毛やキリッとした表情など、留三郎そっくりの役作りも見どころ。「原作も読ませていただいたのですが、僕はどちらかというとアニメの留三郎や、ドラマCDの留三郎が出ている作品を見ています」と前内。また、「留三郎が仲の良い伊作や用具委員の後輩などが出ている作品をできるだけ見て、周りから(留三郎が)どのように対応されているかなど、留三郎本人以外からの視点も重要にしています」と役作りの裏側を明かしてくれた。
劇中に登場する忍術の数々…もし本当に使えるのであれば相手をおだてて隙を伺う「喜車の術」を使ってみたいとか。その使い道を聞くと「“舞台を見に行かない”とか“ブロマイドを購入しない”と言っているお客さまをおだてて、ミュージカル忍たま乱太郎第二弾再演の舞台を見に来ていただき、食満のブロマイドを買っていただく! ふふふ!」といたずらな笑顔を見せた。
明日から後半戦。前半戦の手応えを感じながらも、目指すところはまだまだ高い。「本当にたくさんのお客さまの前で芝居ができ幸せです。しかし、まだまだ殺陣での微妙なずれや歌やダンスや芝居での挑戦がありますので、チャレンジャーとして楽しみたいと思います。千秋楽を終えるまで初心を忘れず、日々挑戦していきたいと思います」と真摯に語った。
「留三郎は用具委員長として熱く、熱く予算を勝ち取りに行きますので応援よろしくお願いいたします。皆さんも日々熱く何事にも勝負していってください! うぉーーーーー! 勝負だーーーーー!」と熱いメッセージで締めくくった前内。チケットは現在、立ち見含めてすべて完売という盛況ぶり。多くのファンに見守られながら、前内は千秋楽まで全速力で突っ走る。【東京ウォーカー】
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