専門家が提唱! おなかやお尻の“たるみ”を防ぐ方法とは
東京ウォーカー(全国版)
7月13日、下着メーカーのワコール本社にて、最新の研究発表会が開催され、「からだのエイジング・ケア方法」が発表された。ウエストがぽっこり、お尻はたる~ん、と、歳と共に崩れるボディラインが気になっている人も多いハズ。そこで、今回、45年間の研究をもとに提案された、おなかまわりやヒップを“美しく保つ方法”を紹介しよう!
1964年から“日本人女性の体型変化”を追い続けている同社の「人間科学研究所」によると、からだのエイジング(加齢による体形変化)には、“変化の法則”があるという。
たとえばウエストは、ほとんどの人が30代以降にだんだん太くなり、くびれがなくなっていく…という事実が判明。実は“おなかが出てくる順序”にも法則性があり、誰しもが“へそまわり”→“下腹全体”→“胃の辺りまで”の順にぽっこり出てくるという。
またヒップは、“たわむ”→“下がる”→“(サイドが)そげて、(肉が)内側に流れる”の順で加齢変化が起きるとのこと。変化のスピードに個人差はあるものの、ヒップが崩れていく順番も、どんな人でも同じ過程になることがわかっているという。
では、このようにウエストやヒップの形が、歳と共に悲しく崩れてしまう原因はなんなのか? 同研究所の専門家によると、「筋肉の衰えはもちろん、加齢による内部組織の“ゆるみ”が要因」と話す。例えばヒップは、動くと揺れるので、内部で起こる、組織の結合の弱まり(ゆるみ)を食い止めるのが難しい。人は動くたびに“お尻をゆるませて”しまっていることになる。
これを防ぐには、まずは、ガードルなどの「機能性ボトムの着用」。若い頃のヒップラインを保っていた女性に共通していたのが、「機能性ボトムをほぼ毎日着用していた」ということ。下着がヒップ全体を包み込んで、下から持ち上げられることで、普段から“揺れ”を小さくし、「内部の結合組織がゆるむことを防ぐ」ので、やはり効果があるようなのだ。
もう一つは「歩くこと」。歩くことで、加齢変化を小さくし、キレイなラインを維持しやすくなるという。4万人に行った調査でも、若い時の体型を維持していた人は、実は特別な運動をしていたわけではなく、「良い姿勢で歩幅を広く、早く歩くこと」を日々実践している人が多かったという。「こういったしっかりした歩き方だと、(ヒップの)大殿筋(だいでんきん)の筋量を多く使うので体にいい。内部の組織的な改善は難しいですが、筋のハリを取り戻せば、シルエットは変えられます」と、専門家の先生はアドバイス。さらに「一番の悪は“あきらめ”です」とも教えてくれた。
年齢と共に悩みになってくる“ボディラインの崩れ”。機能性ボトムを身につけ、しっかり歩くことで、“あきらめず”に体型維持をがんばってみて!【東京ウォーカー】
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