一般公開された那須の御用邸用地へGO!
東京ウォーカー(全国版)
週末に避暑したい!そんなあなたにオススメなのが、今年初めて一般公開された那須の御用邸用地「那須平成の森」。
平成20年まで那須御用邸用地として管理されていた約560haの豊かな森が、自然とふれあうための場所として開放され、平成23年5月22日に日光国立公園「那須平成の森」として開園した。国民が自然と直接ふれあえる場として活用してはどうかとの天皇陛下のお考えを受けてのことだ。
「ふれあいの森」は、那須平成の森を訪れた人が、自由に散策や自然体験を楽しめるゾーンとなっていて、フィールドセンターを中心に、車椅子でも利用できる園路、駒止の滝観瀑台まで続く遊歩道、休憩ができる四阿などが整備されている。ミズナラやリョウブ、サラサドウダン等の木々が生い茂り、緩やかな斜面の中にいくつかの沢があり、水辺にはコバイケイソウ等の野草も見られる。
「学びの森」は、利用を予約制のガイドウォークに限定し、深く自然と親しみ、学びを深めることを目的に活用するゾーン。自由な立ち入りを制限するなど、自然環境の保全と利用のバランスを保っている。余笹川と白戸川、二つの沢にはさまれた傾斜地に、ミズナラとコナラを中心にした広葉樹林が広がっており、古くから馬の放牧や薪炭林として利用された二次林だが、長期間伐採されていないため自然性が高く、多くの動植物が生息する豊かな森になっている。特に沢沿いではブナの大木が見られ、原生的な自然の雰囲気を味わうことが可能だ。
那須平成の森の施設として、駒止の滝観瀑台が完成。冬期は積雪のため閉鎖しているが、春には開園に先行して観瀑台を開放する。
これまでなかなか直接見ることができなかった駒止の滝を一望できる観瀑台。季節により様々な表情を見せてくれるだろう。
涼やかな森で、自然と触れ合いながら、貴重な学びの時間を過ごしてみては?
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