沖縄最大の“エイサー”祭りに、史上最多33万人が来場!

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

8月19日から21日の3日間、沖縄市で「沖縄全島エイサーまつり」が開催された。56回目となる今年は、史上最多の33万人の観客が来場し、34の団体が勇壮で華麗な演舞を披露した。

エイサーとは、沖縄でお盆の時期に行われる伝統芸能で、特に若者を中心に継承されている沖縄文化の一つ。三味線の生演奏と歌に合わせて、大太鼓、締め太鼓、男女の踊り子が隊列を組み替えながら踊り、旧盆の夜に地域内を練り歩く。各地域ごとにさまざまな形態があり、空手の型や農作業の動作を舞いに取り入れることで、その演舞は、それぞれオリジナリティーにあふれたものとなっている。

沖縄県中部は最もエイサーが盛んな地域と言われており、沖縄市は、まさにエイサーの“メッカ”。「沖縄全島エイサーまつり」は、実力のある団体だけが出場でき、完成度の高い伝統的な演舞が一挙に見れるとあって、県内外から多くのエイサーファンが訪れる。

初日には、市街地を練り歩く「道じゅねー」が行われ、2日目は、沖縄市コザ運動公園陸上競技場で、市内で活動中の17の青年会が競演。地元の諸見里青年会が2日目のトリを務め、地元の守り神である獅子の絵が描かれた旗を先頭に、激しく踊りながらも、一糸乱れぬ力強い太鼓の音色を鳴り響かせた。最終日には、県内各地で活動している団体が登場。3日間を通しての大トリを飾った沖縄市山里青年会は、始めに「東日本大震災で被災にあった東北へ元気を届けよう!」と、会場全体に届く大きな声で呼びかけ、彼らの特色である空手の型を取り入れたエイサーを披露した。

祭りの最後は、出演者と観客が一体となって沖縄の伝統的な喜びの舞い“カチャーシー”を踊り、盛り上がりは最高潮に。その後、会場横の野球場から次々と花火が打ち上げられ、大きな歓声と熱気に包まれながら、今年の「沖縄全島エイサーまつり」は幕を閉じた。【東京ウォーカー】

この記事の画像一覧(全20枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

花火特集

花火特集2025

全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

CHECK!全国の花火大会ランキング

CHECK!2025年全国で開催予定の花火大会

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る