[はんつ流(3)]自慢のワンタンが生きるラーメン店が誕生!

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【連載】はんつ流ラーメンの楽しみ方(3)

ラーメンにのる基本的な具には、チャーシュー、メンマ、ネギなどがある。東京ラーメンだとホウレン草やナルトなども見られ、トンコツでは紅ショウガや辛子高菜なども定番だ。そのほかにもさまざまな具があるが、根強い人気なのが“ワンタン”。もともとワンタンは中国が本場で、広東では“雲呑”と漢字表記がされる。その中華料理の一部だったものがラーメンにも用いられるようになったというわけ。

ワンタンで有名なラーメン店といえば、四ツ谷の“こうや”、浜田山の“たんたん亭”などが大御所。特に“たんたん亭”は、肉ワンタンと海老ワンタンの2種類があり、大きくてジューシーな具で大満足。ラーメンも支那そばと銘打つだけあり、昔ながらの良さが生きるすっきりとした醤油スープが人気だ。この味に引かれて修業を積んで独立した、目黒の“かづ屋”、茅場町の“八島”、池尻大橋の“八雲”などラーメン店も多い。

だが一口にワンタンといっても、その形状や食感は千差万別。僕が特にすごいなと感じたのは、神泉の“うさぎ”だ。こちらの肉ワンタンはもちろん手作りで、ちゅるんとした皮の食感も餡もバランスよく仕上がっている。古式醤油や三州三河みりんなど調味料にもこだわったラーメンはキレと深みが秀逸。その一杯と肉ワンタンが上手に一体化しているからすごい。

そんな魅惑のワンタンをも追及した新店が稲荷町の“てんくう”。2008年7月のオープンで、東京の有名ラーメン店で修業を積んだ小関義幸さんが奥さんと切盛りする。レギュラーメニューのワンタンメンには、小ぶりで食べやすいワンタンが4つのる。それに加え、昼夜限定各10食の海老ワンタンメンも大評判。海老の頭をオーブンでグリルした後に鶏ガラスープと合わせているため、香ばしき海老の風味が漂うのだ。【フードジャーナリスト・はんつ遠藤】

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