「石ノ森萬画館」とのコラボ企画も!「宮城・仙台アニメーショングランプリ」作品募集がスタート

東京ウォーカー(全国版)

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宮城県と仙台市は、毎年恒例となっている「宮城・仙台アニメーショングランプリ」の応募作品の募集を開始した。

このグランプリは、ことしで4回目。全国からオリジナルのアニメーションを募集し、優秀作品については「東京国際アニメフェア」「クリエイターズマーケット」などアニメ関連の展示会へ出展、バイヤーとのマッチングを行い、東北地域からオリジナルコンテンツを発信することを目的としている。昨年は全国から約70作品が寄せられ、アニメに関する専門学校が多い県内からの応募も目立つという。

今回の「自由課題」では、通常の「一般部門」「学生部門」に加えて、3月11日に発生した東日本大震災からの復興を祈念した約250秒(4分10秒)のアニメ作品を募集する「復興(250)部門」を新設。復興に向け、前向きな明るいメッセージのこもった作品を募る。そして、今回は被災した石巻市の「石ノ森萬画館」を応援する企画として、「企画・原案」部門で、石巻のヒーロー「シージェッター海斗」を応援するイラストを集める。「シージェッター海斗」は石ノ森章太郎による石巻市のオリジナル・ヒーローで、子どもたちの間にすっかり定着しているキャラクターだ。事務局の高橋寿久氏は「こちらはイラストの募集なので、お子さんもお気軽にご応募ください」と、広く呼び掛けている。「石ノ森萬画館」とのコラボレーションは事務局の悲願で、今後は「一緒にアニメを作るところまで関係を築いていきたい」(高橋氏)という。募集したイラストはすべて「石ノ森萬画館」に寄贈され、応募者には抽選で、テーマソングCDやソフビフィギュア、オリジナルのマンガなどがプレゼントされる。

グランプリは1作品、優秀賞は部門ごとに1作品を選考するのだが、昨年は審査委員長であるアニメ製作会社「スタジオぴえろ」の布川郁司氏が気に入った作品を「審査委員長特別賞」として表彰した。それだけチャンスの間口が広がり、さらに、「ほかのコンペでは通らないものが入賞する」という声も上がるなど、「宮城・仙台アニメーショングランプリ」は審査員の特色が色濃く出たオリジナリティーのあるコンペになっている。

締め切りは、「自由課題」部門が12月31日(土)、「企画・原案」部門が2012年1月31日(火)まで。実行委員長に宮城県知事の村井嘉浩氏も名を連ねる県上げての一大イベントは、被災された人たち笑顔と勇気を届ける一助になるだろう。【東京ウォーカー】

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