男性がハマる!「絵本カフェ」の“仕掛け絵本”
東京ウォーカー
昨年11月にオープンした絵本カフェ「マ・プレフェレ」が人気を集めている。お屋敷の図書室のような館内に2000冊を超える絵本が展示され、すべて自由に読むことができる。中でも人気なのが、半分にあたる1000冊を占める“仕掛け絵本”だ。
「本を開くと絵が立体的に飛び出すものや、ツマミを動かすと一瞬で絵が変わるものなど、仕掛けはさまざまです」と話すのは同店スタッフの宮本さん。隠れている仕掛けがないか探しているうちに、夢中になってページをめくっている自分に気づくはず。
銀座という場所柄、利用者は女性が多いが、同店では男性客も少しずつ増加している。カップルや男性グループのほか、スーツ姿のビジネスマンが1人で来館することもあるとか。
男性たちが手にとるのは、恐竜や動物などのダイナミックな仕掛けが楽しいポップアップ絵本。「ドラゴン学」や「魔術学」など、ちょっぴり怪しい(?)ファンタジックな研究モノの絵本がよく読まれているそう。
対して、女性に人気なのは「ぐりとぐら」や「バーバパパ」シリーズなどの、誰もが手にしたことのある昔なつかしい絵本や、絵画のような美しいイラストの絵本たち。派手な仕掛けによるサプライズを楽しむ男性と、なつかしい絵本や美しいイラストにときめく女性。絵本の選び方もさまざまだ。
利用時間は、注文するメニューによって異なり、チョコレートとドリンクのセット「オズのティータイム」は1260円で60分、パスタとサラダ、パンとドリンクの「おやゆび姫」セット2700円は男性も満足できるボリュームで、120分滞在できる。そのほか、アフタヌーンティーセットの「アリスのお茶会」、フルーツパフェの「グレーテル」など、絵本に関する名前のメニューがいっぱい。紅茶も20種類以上を取り揃えている。
「海外の絵本や貴重なヴィンテージの仕掛け絵本など、豊富なラインナップを用意してお待ちしております。おいしいお茶を飲みながら、絵本をごゆっくりお楽しみください」(宮本さん)。
幼い頃読んだなつかしい絵本や、ページをめくるたびに驚きが生まれる仕掛け絵本をながめれば、自然と童心に戻れるかも!?【東京ウォーカー/白石知沙】
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