世界一周夫婦が選ぶ九州の“なるほど~!”なモノとは?
九州ウォーカー
ツイッターを眺めていると、『無印良品なるほど調査隊』という気になるアカウントを発見。9/16(金)に“MUJIキャナルシティ博多”がリニューアルするのを記念し、福岡周辺の“なるほど~!”と思えるネタを調査中とのこと。「これはぜひ会ってみたい」とコンタクトをとった。プロフィールもなんとも気になる長谷川浩史さん(=浩)・梨紗さん(=梨)ご夫婦。2人はどんないきさつでなるほど調査隊になったのか。そもそも2人はどんな人たちなのか。そんな疑問を抱きつつ、インタビューを行った。
プロフィールに“世界一周夫婦”とありましたが、なぜ世界一周の旅をすることに?
浩「働いていたのが独立志向の強い会社だったので、漠然と30歳になったら留学しようと思っていたんです。でも妻から『留学して何を勉強したいの?』って冷静につっこまれました。考えてみると、そもそも勉強嫌いだったってことを思い出して(笑)。そしたら『じゃあ、世界一周しちゃう?』って逆提案を受けたんです」
梨「もともと2人とも学生時代から海外旅行が好きだったんです。高橋歩の本にも影響を受けましたね。ちょうど会社も早期退職希望者を募っていたので『いまのタイミングを逃したら後悔する!』と思って退職し、世界一周することにしました」
社会人を経験したあとに海外へ行くのは違いますか?
浩「今回は学生時代のように海外を放浪するのではなくて、出発する前にテーマを決めました。僕は日本のものが好きなので、『日本のものがどれだけ海外で受け入れられているのか』を調べる運動を『クールジャパン』と名づけて展開することにしました。クールジャパンという言葉自体はもうずいぶん使われている言葉ですが(笑)」
梨「私は世界のいいものを日本に紹介していく『ブームジャパン』という運動を。人に何かを伝えようと思って旅をするとまったく意識が変わります。どうしてそれが生まれたのか背景を理解する必要があるので、もっと深く調べてみようという気持ちになりました」
そこでなぜ、今回のなるほど調査隊に参加することに?
浩「海外、特にヨーロッパに行った時、無印良品の人気がすごいんです。ロンドンでもマドリードでも。無印良品の製品はかゆいところに手が届く商品が多いですよね。それが海外の人たちから本当に愛されていることに驚きました。世界一周を終えて帰国した時に、知り合いのプランナーから『無印良品さんと今度キャンペーンをやるんだけど、一緒に何かやらないか』と誘われたので、二つ返事でOKしました」
今回なるほどを探す旅をされていて、印象深かった出会いはありましたか?
浩「長崎県の平戸で昔ながらの製法で塩を作られている方がいらっしゃるんです。その方に、『ものすごいこだわりですね』と言ったら、『いや、逆にシンプルなんですよ。あるべき姿を追求したら、シンプルなこのやり方に行き着いたんです』と言われて、それは本当に目から鱗でした」
長谷川さんたちにとって、「いいもの」ってどんなものでしょう?
浩「昔はかっこよければいいと思っていましたが、いまはあるべき姿を追求しているものがいいものだと考えるようになりましたね」
梨「地域で脈々と受け継がれているモノに魅力を感じるようになりました。今回なるほどを探す旅をしていて、日本の地域にもたくさんいいモノが眠っていることを痛感しました。MUJIキャナルシティ博多では、『Found MUJI』というラインナップで世界のいいモノも取りそろえているみたいですよ」
9/16(金)にはMUJIキャナルシティ博多3Fレジ横モニター前にて、17時より“なるほど”度が高かった情報を“なるほど”大賞として発表する。世界を旅し、九州を旅した2人が選ぶ“なるほど”大賞。普段九州で暮らす私たちにとっても地元の魅力を再発見する機会になるはずだ。
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