東京駅構内に本物の“桜” 「黒塀横丁桜フェア」
東京ウォーカー
東京駅構内に、なんと本物の桜が登場した。
場所は八重洲北口の程近く、12店のレストランが集まる黒塀横丁。和の趣きがある黒塀に1/28(水)に山形県特産の「啓翁桜」2300本が飾られ、訪れる人の目を楽しませている。早くも通勤途中のOLが「この花は本物? まだ開花前みたいだから、この後が楽しみですね」と見上げていた。店の軒先から張り出す桜は現在は2分咲き程度。これから2/8までの12日間でゆっくりと花開く予定だ。
昨年も大好評だったこのイベント。始めたきっかけはなんだったんだろうか。
「東京駅という場所柄、これまでも『地方と東京の交流』をテーマに各地の切り花プレゼントなどを実施していたんです。花を配るだけじゃなく、“各地の花で装飾された駅”という見せ方ができないか?とスタートしました」と鉄道会館広報の中島さん。黒塀横丁の黒い塀にフィットするからと、装飾する花は桜が選ばれた。「そこで早いものはクリスマスから花開く山形県の啓翁桜を起用したんです」(中島さん)。
啓翁桜は、枝が何本も集まってひとつの株を作る均整のとれた美しい桜だ。山形県では贈答用の促成栽培が盛んで、冬場にひと足早い春を届ける桜として人気がある。黒塀横丁でも徐々に花開いてゆく過程で、美しい花びらと甘い香りが楽しめるという。
また、今年は黒塀横丁内「銀座ハゲ天」前に、5分咲きほどの桜が眺められる箱庭も登場。1/28(水)の12:30からは先着50人に啓翁桜の枝花が配られ、2/4(水)〜7(土)には山形県の物産展が開かれるなど、多彩なイベントもにぎわいに花を添える。
東京に出てくる受験生にも名所化しそうな黒塀横丁。10:00〜23:00の営業で、17:00ごろからは照明のトーンが落ちてよりムーディになるので、会社帰りに足を伸ばしてみてはいかがだろう?【東京ウォーカー/末次 剛】
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