「WWW!!11'」初日、スカパラ&TERU&氣志團らが沖縄に集結!
東京ウォーカー(全国版)
沖縄出身のロックバンド・MONGOL800主催の野外音楽フェス「MONGOL800 ga FESTIVAL What a Wonderful World!! 11'」が、10月1日、2日の2日間、沖縄県読谷村の特設ステージで開催。ハブSTAGE、マングースSTAGEの2ステージに県内外のアーティスト総勢26組が出演し、まさに沖縄を代表するビッグイベントとなった。
音楽を含めた沖縄の芸能や独自の文化、独特の空気感をもっと身近に味わってほしいとの思いを込めて開催された同イベントは、「What a wonderful world!!(ワッタァ(=私たち)ワンダフルワールド!!)」という空間で、さまざまな人たちがいろいろな形で自由に交わってほしいというモンパチの3人の思いが詰まったもの。
開会宣言したモンパチの3人は、初日、2日目と琉装姿で登場。会場から「かわいー!」の声が上がる中、ボーカル・キヨサクが「はいさい、ちゅーうがなびら! What a wonderful world!!2011へめんそーれ! 俺たちみんなののワッタァワンダフルワールドだと思っているので、参加型で楽しんで、よろしくお願いします!」とあいさつ。その後、3人がTシャツやタオルなどが入ったバズーカ砲を発射すると大歓声が響き、金銀のテープが舞うド派手な演出に会場が沸いた。
初日は、県内で活動中の老舗ロックバンド・紫をトップバッターに、ORANGE RANGE、三人の侍(竹中尚人(Char)、奥田民生、山崎まさよし)、氣志團とバラエティー豊かなライブが続いた。なかでも、注目を集めたのは三人の侍。イーグルスの名曲「ホテル・カリフォルニア」を息の合ったコーラスでしっとり歌い上げるかと思いきや、途中から「ラフテー」「具志堅さん」「ゴーヤチャンプルー」など沖縄ネタを盛り込んだ歌詞満載の「ホテル・かりゆし」に替わり、観客の笑いを誘った。
その後も、ソロで登場したTERU(GLAY)、サンボマスター、沖縄トラッド、ザ・クロマニヨンズ、STRAIGHTENER、東京スカパラダイスオーケストラなど豪華な面々が熱いステージを展開。
4月に沖縄で行われた入場無料のチャリティーコンサート「what a wonderful world~がんばれ東北! がんばれ日本!~in OKINAWA」にも出演したサンボマスターは、東日本大震災の被災地であり、山口の出身地でもある福島県への思いを込めた「I love you & I need you ふくしま」を熱唱。山口が「君たちも心の中のふるさとを思って歌ってほしい」と語った後、情感たっぷりに歌い上げると、会場は温かい雰囲気に包まれた。
この日、マングースSTAGEのトリを飾ったのは東京スカパラダイスオーケストラ。盛り上がる観客に向けて「この大歓声! めちゃくちゃ嬉しいです! 調子に乗って気合入れまくるんで、戦うように楽しんでくれよー!」と、谷中敦が熱い思いを絶叫し、トランペット担当のNARGOが楽器をピアニカに持ち替えて登場。「テキーラっ!」の掛け声とともに、彼らならではの軽快なリズムを刻んでいく。曲の途中で会場の照明が突然消えると、ピアニカが赤や青など色とりどりに光るというサプライズ。真っ暗な中に綺麗な光だけが浮かび上がる幻想的な演出に、観客の笑顔はより一層きらめいた。
大トリを飾ったモンパチまで10時間を超すライブとなった初日。リラックスムードの中、熱く気持ちのこもったステージが繰り広げられ、2日目への期待が高まった。【東京ウォーカー】
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