PCやケータイを見る時間は1日11時間!“目の疲れ”を未然に防ぐ新アイテムも登場

東京ウォーカー(全国版)

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あなたの目は疲れていませんか? 今回、10月10日(月)の「目の愛護デー」を前に、ビジネスマンの目の酷使事情を調査したところ、1日平均11時間(!)もPCやケータイなどのディスプレイ機器を見ることで、目を酷使しているという事実が明らかに。10月初旬には、ディスプレイ機器から発せられる“ブルーライト”なるものをカットする新タイプのメガネが登場するという情報もあるので、日頃、目が疲れているという人は予防アイテムに頼ることも考えてみては?

オリコン・コミュニケーションズは、全国の20〜50代の働く男女計788人に対し、「サラリーマン/OLの“目”に関する調査」を実施。「どの程度の時間、パソコン関連機器を使用しているか?」と、ビジネスマンに質問したところ、「会社での利用時間」「自宅での利用時間」、そして「スマートフォン/携帯/テレビなどのディスプレイ機器の使用時間」を合わせると、「1日平均11時間」という結果が浮かび上がった。この結果に対し、慶應義塾大学医学部眼科教授でドライアイ研究会代表の坪田一男先生は「ディスプレイを見る時間が1日平均11時間という数字には大変驚く」と話している。

このように長時間、目を酷使していると、目の疲れが顕著になってくるが、その疲れの原因の1つとして考えられているのが、パソコンのディスプレイなどから発せられている光「ブルーライト」。ブルーライトは、可視光線の中でエネルギーが最も高い光だということで、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達してしまい、目に悪い影響を与えてしまうと言われているのだ。LEDディスプレイの普及により、このブルーライトに接触する頻度が急増している昨今、世間では、目や体、心に支障をきたす疾病「VDT症候群(Visual Display Terminal)」の問題も浮上しているとか。坪田先生は、「疲れたら対処するというだけでなく、ライフスタイル全体の見直しを含め、予防的な観点から眼の疲れを未然に防ぐことが重要」と、アドバイスする。

そんな中、目の疲れを防ぐアイテムとして、アイウエアを販売する「JINS」からは、ブルーライトを約55%カットする特殊レンズ搭載の新タイプのメガネ「JINS PC」(3990円・全16色)が登場するという。同製品は、開発元であるイタリア・インテルカスト社独自の技術により、色収差を抑えた自然な見え方を実現しているところもポイント。実際に使用した人からは、「文字がチカチカ見えていたのが軽減した」「ピントを合わせやすくなった」と、疲労症状の抑制に成功したことが伝えられているそうだ。ちなみに、日本マイクロソフトでは、ソフト開発部門の担当プログラマーを中心に、この「JINS PC」が配布される予定だとか。

パソコン、スマートフォンをはじめとした携帯情報端末や、ゲーム機器などの進化は目覚しく、現代人にとってディスプレイ機器は必要不可欠な存在。しかし今後は、それらのディスプレイを見る時間に注意しつつ、能動的にグッズなどでの対策を考えることも必要かもしれない。【東京ウォーカー】

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