「スパリゾートハワイアンズ」で6名の新人フラガールがデビュー!
東京ウォーカー(全国版)
10月12日、福島県いわき市にある「スパリゾートハワイアンズ」で、新人フラガールたちがデビューを果たした。東日本大震災の影響で例年より3か月遅れとなったが、10月12日の公演「グランドポリネシアンショー“きずなの足跡”」で、6人が念願の初舞台を踏んだ。
「スパリゾートハワイアンズ」は10月1日、約200日ぶりに営業を再開(「ウォーターパーク」を除く、部分オープン)。人気のポリネシアンショーも復活し、スプリングパークプラザにて1日3回、特別公演「フラガールきずなステージ」を行っている。
毎年、新人フラガールたちは4月の入社とともに常磐音楽舞踊学院生となって、デビューする7月の初舞台に向けて練習を積む。ことしは、震災の影響により4月26日に入社式および入学式を行い、「フラガール全国きずなキャラバン」で先輩ダンサーが全国公演を行う一方、スパリゾートハワイアンズ内で練習を重ねた。そしてこの10月、例年よりも約3か月遅れのデビューとなった。
夜8時過ぎからの初舞台には、平日にも関わらず、立ち見を含め約500名の観客が来場した。新人6名はショーの5曲目「タイニイ・バブルス」で、客席からの「頑張って!」という声援に迎えられて登場。先輩ダンサーの歌に合わせ、6名だけで1曲を踊りきり、観客からは大きな拍手が沸き起こった。その後も、エンディングの「フラガール~虹を~」まで全15曲のステージ中、6曲に参加した。
ショー終演後には、先輩ダンサーが見守る中、舞台で新人一人一人が紹介され、初舞台を記念してリーダーからそれぞれに花束を贈呈。会場には新人フラガールの家族や友人も多数駆け付け、終演後はステージから降りてきた6名を祝福。会場はたくさんの笑顔と感動の涙に包まれた。
新人の一人でいわき市出身の平田千晴さんは、「例年よりデビューは遅れてしまいましたが、こうして6人そろってデビューすることができて、とても嬉しく思っています。これからは、ダンシングチームの一員として、笑顔で精一杯頑張っていきたいと思います」と感想を述べた。
新人6名は当面、夜の公演のみに出演。今後、昼の公演にも登場する予定になっている。被災地から届けられる彼女たちの笑顔と踊りは、多くの人々を元気づけるだろう。【東京ウォーカー】
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