FALCO&SHINOが1stアルバムをリリース!

九州ウォーカー

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10/5に1stアルバム「夢旅」をリリースした、ヒップホップユニットFALCO&SHINO。今回このアルバム制作のためにFALCOは東南アジアへ、SHINOは自転車で福岡~東京間1500キロの旅へ出た。久しぶりに福岡を訪れた彼らに今回のアルバムにかける意気込みを聞いた。

そもそもなぜ旅に出ようと思ったんですか?

FALCO「きっかけはライブでのお客さんたちの反応ですね。ライブで『I have a dream』という曲をやった時のリアクションがいままでと違うことに驚きました。ライブ中ってけっこうお客さんの表情が見えるものなんです。この曲をやると、お客さんたちが目で訴えかけてくるのがわかるんです。実際に『私にも夢があるんです』とか『この曲を聴いて夢を追いたくなった』といった熱いメーセージも寄せられました。そんなことがあって、もっと夢についての曲が書きたいと思うようになりました。それで、SHINOと相談してそれぞれ旅で出会った人についてインタビューして夢の言葉を集めようということになりました」

夢についての言葉を引き出すのは難しそうですね。

FALCO「僕は東南アジアをまわったんですが、そこでは日本とは違って、『幸せになりたい』とか『お母さんと旅行に行きたい』と、素朴に夢を語ってくれる人が多くてそんなに苦労はなかったですね。でも夢に向かう気持ちとか話す時のしぐさはいっしょなんですよね」

SHINO「普通に聞くのもおもしろくないので、他愛のない雑談からはじめてコミュニケーションを取ってからインタビューしました。夢をもっている人って目が輝いてるんですよね。また、いろいろな人の話を聞いていく中で、自分自身についても新たな発見がありました」

でも、実際にそこまで苦労して言葉を探すアーティストってそうそういないですよね。

FALCO「すごいのはスタッフですよ。旅に出たいとか言い出したら、『そんなこといいから曲作れ!』って言われるのが普通でしょう。でも『よし、行こう』って賛成してくれて完全にバックアップしてもらいました。僕たちは一人旅だったんですが、それを遠目から見ていたスタッフの目線も歌詞の中に取り入れました。本当にみんなで作り上げた音楽って感じの作品です」

改めて、今回のアルバムについてお願いします。

SHINO「人間味のあるアルバムですね。夢を追う人もやっぱりただの人です。夢のことだけじゃなくて、平和のこととか悲しいこと、あとヤラシイことも(笑)。いろんなことを考えますよね。そんな感情を全部こめたからこそ、きっとたくさんの人に共感してもらえる、僕たちにとっての名刺みたいなアルバムに仕上がりました」

FALCO「歌詞を書く前に、ちがう景色を見てきた意識をひとつにするためにSHINOとディスカッションを繰り返しました。感じたことは似ていたんですが、伝えたいことをお互いに納得のいく歌詞にしていくのにかなり時間がかかりました。5、6パターンは作りましたね。みんなから言葉をもらったぶん中途半端な作品は作りたくなかったので。今回のアルバムのテーマは『旅』ですが、人生そのものも『旅』だと思います。夢を追いながら歩む旅のそばにFALCO&SHINOの曲があればうれしいですね」

【福岡ウォーカー】

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