沖縄オールロケ映画『カラカラ』主演の工藤夕貴らが撮入会見

東京ウォーカー(全国版)

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沖縄発の日本・カナダ正式共同制作映画『カラカラ』のクランクイン記者発表が11月1日、沖縄県立博物館美術館にて行われ、クロード・ガニオン監督、主演のカナダ人俳優ガブリエル・アルカン、工藤夕貴、沖縄県文化観光スポーツ部の平田大一部長が出席した。

会見は、映画『アンを探して』の監督で、今作のプロデューサーを務める宮平貴子氏らが進行。宮平プロデューサーは「ここ県立博物館美術館は、映画の中で主役のピエールと純子が出会う場所。ここで記者発表を行えることを嬉しく思います」と述べた後、監督、役者らを呼び込んだ。

『Keiko』『ケニー』『KAMATAKI窯焚』などの作品があるクロード・ガニオン監督は「いつか沖縄で撮影をと思っていたのが今回実現できて非常にうれしい。沖縄はリゾートも素晴らしいが、私は農場の風景にも関心がある。伊是名島や具志川島には人間がいかにシンプルに生きていくかを実現しているところがあり、喜如嘉は映画の中で非常に大きな意味を持つ」と沖縄をロケ地に選んだ理由を熱弁した。

主演の一人、ピエールを演じるカナダのベテラン俳優のガブリエル・アルカンは「アジアを訪れるのはこれが初めて。作夜着いたばかりで、まだディスカッションもできていないが、ガニオン監督は非常に才能のある監督。今回の脚本も素晴らしい。ただ、少し短気だけどね」と、軽やかに笑いを誘った。

ヒロインの純子を演じる工藤夕貴は「人との出会いで失くしていたものを見つける、持っていたはずのものが見えなくなっているのをあらためて発見する、楽しんで生きることをもう一度学ぶ。そんな内容の脚本に“やられた”って感じです。それを難しくなく、ポエティックにつづってある。沖縄の風景の中でどう織り上がっていくのか楽しみです」と作品テーマを紹介。そしてガニオン監督やアルカンの過去作に触れながら今回の撮影に対する期待感を言葉にした。

また、会見に同席した平田大一部長は「沖縄のいろんなところを海外の人に知ってもらうという意味で、この映画の果たす役割は大きい。沖縄県民みんなで応援しましょう」と力を込めた。

『カラカラ』にはオーディションで選ばれた沖縄県出身のキャストも多数出演するが、会見に先立ってそのキャストの紹介も行われた。純子の親友・明美役でラジオパーソナリティー、舞台演出家の富田めぐみ、純子の夫役で声優、俳優のあったゆういちが出演。明美の祖母役の諸見敏さんは伊是名在住の一般人で、ガニオン監督が選出したという。

映画『カラカラ』は、人生の岐路に立つ大人たちの“家出”を描くロードムービー。オール沖縄ロケで制作され、11月7日(月)にクランクインする。【東京ウォーカー】

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