特撮×ゆるキャラ!鹿児島のヒーロー「薩摩剣士隼人」に注目

東京ウォーカー(全国版)

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ご当地キャラと同じく、地方活性化のコンテンツとして全国各地で人気を集める「ご当地ヒーロー」。10月から鹿児島でテレビ放送が開始した県民ヒーロー「薩摩剣士隼人」も子ども・親・祖父母、3世代から注目を集めている。鹿児島の理想的な男=薩摩隼人を具現化した「薩摩剣士隼人」は、県産品に目がなく、食いしん坊で、酒好き…と、ちょっと変わったご当地ヒーロー。さらに、ボッケモンと呼ばれる精霊の仲間たちがみんな“ゆるキャラ”という異色のドラマなのだ。

「薩摩剣士隼人」は毎週日曜の朝にKTS鹿児島テレビで放送中の“本格特撮仮面活劇”。鹿児島に伝わる「示現流」を使いこなす無敵の剣士「薩摩剣士隼人」が、妖術を操る狐一族のヤッセンボー軍団から鹿児島を守るために戦う物語だ。剣士といえども隼人の刀には刃がなく、剣を交わしながら戦いの中で自らの過ちを気付かせていくという「悪であっても決して傷つけない」ヒーロー。西郷隆盛が好んで使ったという言葉“敬天愛人”の願いが込められているという。

と、ここまでは地元の設定や良さを活かしたご当地ヒーローといった感じだが、「薩摩剣士隼人」の面白いところは隼人以外のキャラクターがほぼ「ゆるキャラ」という点。黒豚、焼酎、黒酢、温泉…鹿児島のあらゆるものがボッケモンと呼ばれるゆるキャラとなって登場する。薩摩犬の「つんつん」、吉野狐の「コンコン」をはじめ、黒豚の「ヴィちゃん」、黒酢の「アマンクロス」など愛嬌たっぷりのキャラたちが満載だ。

「九州新幹線が全線開業した事にともない、特産品や観光地、歴史、郷土文化など楽しく分かりやすくPRしたいという思いから、プロジェクトをスタートさせました」と話すのは外山雄大監督。「本当に良いものを作って、行政や県民をどんどん巻き込んでいき、いずれは鹿児島県の経済に貢献できる大きなうねりを起こしたい」と意気込んでいる。

ほかにも、鹿児島各地の「ゆるキャラ」を公募してストーリーに登場させたり、「ゆるキャラ×アイドル」のユニットを組み特産品のPRやテーマソング制作などの企画も進行中。未就学男児向けの単純なローカルヒーローで終わるのではなく、幅広い層に人気のゆるキャラをうまく取り入れ、末永く愛されるキャラクター作りに取り組んでいるのだ。

新春1月2日(月)にはドラマの前半戦を一挙放送する「お正月スペシャル」が同局にて放送決定! 鹿児島以外の人もYouTubeで閲覧できるので、年末年始は“ゆるかっこいい”「薩摩剣士隼人」をチェックしてみよう。【東京ウォーカー】

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