円高でオーナー増加! 海外の新リゾートスタイル「タイムシェア」が人気
東京ウォーカー(全国版)
新しいリゾートスタイルとして今、人気を集めている「タイムシェア」。これは、別荘としてリゾート地の不動産所有権を購入し、複数の所有者と1週間単位で施設を利用するシステムだ。1990年代に、ヒルトン・ホテルをはじめ大手ホテルチェーンがこのタイムシェア事業に参画したことで市場が盛り上がり始め、今秋はディズニーがハワイのオアフ島にホテルとタイムシェアの複合施設をオープン。話題となっていることに加え、現在は円高の影響もあり、海外でこのタイムシェアを利用する人が急増中だという。
タイムシェアは1960年代にヨーロッパで発祥したものといわれているが、1990年代に「ヒルトン・グランド・バケーション・クラブ」が参画し、日本でも急速にオーナーを増やしている。世界52ヶ国でタイムシェア・リゾートを展開する同社では、1年を52週に分け、1週間1口として部屋を販売している。このスタイルは、必要な分だけ部屋を所有できるというメリットに加え、比較的リーズナブルなところがポイントだ。円高の影響などもあり、日本人オーナーも年々増加傾向にあるとか。ヒルトンでは今年に入り3万組を超えるなど、注目を集め続けている。また、オーナーの中では、タイムシェアの口数の買い増し需要も増加。ニーズに応えるために、今年同社は新施設の販売を開始した。ハワイ島ワイコロア・ビーチリゾート内の「キングス・ランド」に、“コンテンポラリー・ハワイアン”をテーマにした第二期ヴィラを建設しているのだ。この第二期ヴィラは、全2棟、97ユニットとなり、2013年から宿泊ゲストを迎える予定だ。
高級リゾート地として名高いハワイ島のコハラ・コーストの広大な敷地に並び立つ3階建ての第二期ヴィラは、コンテンポラリー・ハワイアンを基調としたデザインが特徴。内装はアースカラー&ポップなトーンで統一されており、カップルや子供連れにぴったりな約50平方メートルの1LDK(最高宿泊人数4人)と、家族でゆったりくつろげる2LDK約80平方メートル(最高宿泊人数6人)の2タイプ(1LDKが2万5000ドル~。2LDKが3万5000ドル~)が用意されている。通常のホテルステイとの最大の違いは、広々としたリビングルームと最先端仕様のフルキッチン。地元のスーパーで食材を調達して料理を作りながら、暮らすようにリゾート地に滞在できるのが嬉しい。さらに、キングサイズベッド、肌触りの良いリネン、広々としたシャワーブースやバスタブ、大型画面のテレビなど豪華な空間が魅力的で、のんびりとした休暇を存分に楽しめるのだ。休暇中には、ワイコロア・ビーチリゾート内のキングス・ショップスやクイーンズ・マーケットプレイスでのショッピングをはじめ、チャンピオンシップ・ゴルフコースでのゴルフや滞在先ならではの食事を堪能するのも良し。たとえばステーキ&シーフードレストラン「Kamuela Provision Company」(ヒルトンワイコロア・ビレッジ内)のテラス席でサンセットを眺めながらロマンティックなディナーを楽しむのも、リゾート感あふれる過ごし方だ。
ヒルトン・グランド・バケーション・クラブのタイムシェアは、不動産登録され、相続が可能なところも見逃せない。所有スタイルは「固定週」と「浮動週」、オンシーズンとオフシーズンから選べるので、気になる人はチェックしてみては?【東京ウォーカー】
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