自分の絵が立体的な車に! 新感覚のアプリ「紙レーサー」が登場
東京ウォーカー(全国版)
リコーから新感覚のアプリ「紙レーサー」が登場した。専用紙にカラーペンで描いた車の絵をデジタルデータとして取り込み、他の人が描いた絵と一緒にレースができる(4人まで)アプリケーションソフトだ。自分が紙に描いた絵が、テレビやプロジェクターなどの画面上で動くという楽しさはもちろん、それぞれの絵の特徴によって、速い、遅いなど車の色々な性能が違ってくるところが実にユニーク!
リコーは、12月3日(土)から11日(金)まで開催される第42回東京モーターショー2011において、新アプリ「紙レーサー」を出展する。それと同時に、自動車ディーラーや各種イベント会場などに向け、本アプリを搭載した専用機のテストマーケティングを開始する。新規事業を開拓する意味もあるが、広報担当者は「“紙に絵を描くことを楽しむ”体験を広めたいと思っています。お子様を中心に楽しんでいただければ」と、開発の経緯をコメント。同社がオフィス分野で培ってきた帳票処理やOCR、類似画像検索などの画像処理技術、画像解析技術が応用されたものとなっている。
この「紙レーサー」は、新感覚の体験型エンターテインメントだが、すごいのが、専用機が読み取った絵によって、車の性能が異なる点だ。絵の色分布や線、面の形状といった画像の特徴を抽出・分析し、独自のアルゴリズムによって、速度や加速力、グリップ力、燃費などの車の性能が決まる仕組みとなっている。そこで記者も実際に同広報と速さを競ってみることに。赤や茶色のペンを使ってサンタとトナカイを描き、クリスマス号と名付けて走らせてみたのだが、ヘナチョコな絵のわりに圧勝! 何が勝つか、結果が読めない、というところに、大人といえども興奮してしまった。
東京モーターショーでは、同社のブース内に絵を描くためのスペースが用意され、実際に対戦を体験することが可能だ。また、11月24日(木)から2012年1月11日(水)までは、期間限定のWEBサイトも開設され、同イベントで描かれた作品を閲覧することもできる。同広報は「1回のレースは30秒ほどと短いものですが、レースの前に絵を描くことにじっくり向き合えるので、表現力を育てる機会になると思います」とアピール。あなたも自由に“理想の車”を描いて走らせてみては?【東京ウォーカー】
※「紙レーサー」のテストマーケティング 提供開始日:2011年12月3日(土) 基本パック(レンタル期間:15日間):12万6000円(基本パックには専用機、アプリケーション、ミニスピーカーが含まれる。別途、有償で専用紙、専用カラーペンは必要)
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