[湯シュラン(10)]東京浴場 〜滝が流れる庭と職人のお湯に癒される
東京ウォーカー
■やついいちろうの勝手に湯シュラン(10)
まず東京浴場というネーミングがいいですね。なんか古きよき時代の雰囲気があります。建物も1953年創業時のまま。フロントに入るときれいなステンドグラスとシャンデリア。「こだわってますね〜」とご主人に言うと、「業者が勝手に設置して、掃除が大変なんだよ」と現実的な話をされました。脱衣場からは滝が流れる立派な庭が楽しめます。見事なコイが何匹も。ご主人の地元新潟・小千谷のコイだそうです。
ココの最大の特徴は男湯と女湯が中庭で仕切られていること。露天風呂のような広がりがあります。しかも洗い場の壁の一部がガラスになっていて、中庭の池を泳ぐ金魚を、水族館のように見ることができます。粋ですね。最近では珍しくなったプロの番頭さんが、男湯、女湯のお湯すべてを作っています。この道40年。薪を使って、開店までにちょうどいい温度に。昔は番頭さんが足りなくて番頭さんの派遣会社みたいなのがあったらしい。そんな昔ながらのやり方で作られたお湯は最高です。帰りは談話室にあるゲームウォッチで昭和に浸ってください!【東京ウォーカー】
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