2011年クリスマスのキーワードはずばり“愛”！

街の至る所でイルミネーションが点灯し、大手百貨店がこぞってクリスマス商戦を繰り広げたりと、クリスマスに向けて何かと慌しくなっている今日この頃。そんななか、アフラックでは全国の10代から50代までの男女1122人を対象に「クリスマスプレゼントに関する意識調査」を実施。そこから各世代の“クリスマスの過ごし方”に対する考え方や、男女間でプレゼントにかける予算総額に違いがあること、さらにはプレゼント選びをスムーズに行うためのコツなどが明らかになった。

まずは参加者に「クリスマスプレゼントに込める気持ちを、漢字一文字で表現すると何になりますか？」と聞いてみると、恋人、友人、家族と、どの対象においてもトップに選ばれた漢字は「愛」で、全体の約1/3を占める結果となった。また恋人と家族においては、それぞれ「謝」という漢字が2位にランクインしていたものの、そこには“感謝”だけでなく、後ろめたいことに対する“謝罪”の気持ちも含まれているようだ。さらに、この他にも少数派ながら「怒」「疑」「嵐」といった個性的な回答も見られ、プレゼントには様々な思いが込められていることを改めて実感させられる結果になった。

次に「今年のクリスマスは、どんな過ごし方をしたいですか？」という質問を投げかけたところ、全体の46.6％が「家で家族と過ごしたい」と回答し、家族と一緒にクリスマスを楽しむことに価値観を見出している人が非常に多いことが明らかになった。今年のクリスマスは三連休になるため、「三連休だからこそやってみたい過ごし方はありますか？」とも聞いてみたが、こちらもやはり「家で家族と過ごす」「家族とどこか外に食事に行く」「家族と話題のスポットに行く」といった、家族中心の回答が続出した。

続いて、クリスマスプレゼントにかける予算の総額についてアンケートを取ったところ、「1万円未満」と回答した人が全体の77.3％という結果に。一方、もらって嬉しかったプレゼントの想定金額が1万円未満だったと回答した人も60.2％となり、近年では「お金をかければ良し」という価値観が薄れていることが明らかになった。また、男女それぞれのプレゼントにかける予算総額を比較してみると、男性の平均値が1万366円であるのに対し、女性が7444円と約3000円の差があり、さらに予算に1万円以上かけると答えた人の比率は男性27.4％に対して、女性が18.4％という結果から、男女間でプレゼント収支の差が大きいこともわかった。

では具体的に、どんなプレゼントがもらえると嬉しいのだろうか？ これまでにもらったプレゼントのなかで最も嬉しかったものについて聞いてみると、1位は「アクセサリー」で17.9％、2位は「マフラー、手袋、財布などの服飾小物」で14.3％、3位は「ゲーム」で11.2％という結果になった。一方、もらってがっかりしたプレゼントの1位は「服飾小物」で15.5％、2位が「洋服」で12.1％、3位が「その他の玩具」で11.2％となり、これに続く形で「アクセサリー」や「手作りのもの」がランクインする結果になった。これらのデータから、どんなに高価でも、身に付けるものは趣味が合わなければ喜ばれないという事実も明らかに。がっかりしたプレゼントのなかには「いちごのティッシュ箱」「煙草1カートン」「シャンプー＆リンス」をはじめ、「使い古したハンカチ」といった本当にプレゼントなのか疑わしいアイテムも多数含まれていた。

そして最後に「あなたはクリスマスプレゼントを選ぶのは得意ですか？」という質問を投げかけてみると、「不得意」「やや不得意」と回答した人が66.5％となり、半数以上の人が贈り物選びを苦手と感じていることが判明。さらに、クリスマスプレゼント選びで困ることとして、全体の81.5％もの人が「相手の好みがわからない」と答えた。一方で、ソーシャルメディアに積極的に取り組んでいる人ほど、贈り物を選ぶのが上手な傾向にあるようで、ソーシャルメディア上でのコミュニケーションがうまくいっている人や、実生活で友達と呼べる人数が多い人ほど、クリスマスプレゼントを選ぶのが得意と回答していた。これらの結果から、実生活でもソーシャルメディアでも、他者との交流の機会を積極的に増やすことで、コミュニケーション能力や、相手の気持ちや好みを推し量るセンスが磨かれるのではないかと推測される。

クリスマスまで後一ヶ月を切ったものの、未だに大切な人に贈るプレゼントが決められないという人は、今回の調査結果を参考に、自身の人間関係をもう一度見直してみてはいかがだろうか。そうすることで案外すんなりと、面白いプレゼントを探し出すことができるかもしれない。【東京ウォーカー】