かめはめ波や召喚獣も再現したい！コスプレイベントで大盛況のニコファーレ、今後の展望は

360度LEDモニターとVR(Virtual Reality)を駆使したニコファーレならではの演出が好評を博し、大成功を収めたニコニコ動画初のコスプレイベント「TOKYO NICONICO COSPLLECTION presented by Cure」。最新の映像技術と音楽、そしてコスプレイヤーたちによるパフォーマンスが融合した独創的なステージは、多くの「ボカロ」「アニメ」「ゲーム」ファンを魅了したが、運営サイドは今回の成功をどのように受け止めているのか？ ドワンゴの担当者に、イベントに対する感想や、今後の展望について聞いてみた。

まずはイベント終了後の率直な感想と、生放送を終え、どのような手応えを感じたのか？「新しいものが生まれたと思いましたね。ライブの間、ニコファーレのなかに“2.5次元の空間”が出来上がっていたと実感しています。また、世界中のコスプレイベントを見ても、ここまでスタイリッシュにかっちり演出の決まったものはなかったと思うので、新しいイベントフォーマットを構築することもできたと自負しています」。

続いて、第2回「TOKYO NICONICO COSPLLECTION presented by Cure」を行うとしたら、どんな企画や改良を盛り込みたいか聞いたところ、ニコファーレならではのシステムを活かした、斬新なアイデアが飛び出した。「バーチャルCGの世界観をもっと作り込みたいですね。たとえば『ファイナルファンタジーIV』のリディアがリヴァイアサンを召喚しちゃったりとか、ARマーカーを使って、かめはめ波が撃てちゃうような演出ができたら絶対面白いですよ！ それと、ステージと客席の一体化にも取り組みたいですね。お客さんが受け身になってイベントを見るのではなく、ライブに参加しているような熱狂感を生み出せるようにしていきたいです」。

イベント参加者やネット上で生放送を見ていたファンからは、どんな意見や要望が出たのだろうか？「ほとんどの方がイベントの内容や演出に満足されたようで、あまり要望的なものは聞かないですね。生放送の来場者数が約14万人、コメント数は33万7000件と、かなり盛り上がりまして、なかには海外から中継をご覧になり、『Coooool！』とコメントを書いてくださった方もいらっしゃいました」。

最後に、ニコファーレの今後の展望について語ってもらった。「ゲーム実況や料理、MMDなど、取り組みたい企画は山のようにあるんですけど、今はまだ言えない状態です。随時発表していきたく思いますので、楽しみに待っていてください」。

「TOKYO NICONICO COSPLLECTION presented by Cure」の大成功により、今後ますます注目されるニコファーレ。コスプレ企画をはじめ、面白いイベントが今後も展開されていくので、ニコニコ動画上で最新情報をしっかりチェックしておいた方が良さそうだ。【東京ウォーカー】