セミリキッド系などトレンドチョコも集結！ 10回目の「サロン・デュ・ショコラ」開催

今年で遂に10回目を迎えるパリ発・チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が、いよいよ1月25日(水)より、伊勢丹新宿店で開催。テーマは「10 Desires(10の願い)」で、今回は70社以上を数えるショコラトリーや世界屈指のショコラティエが参加！ 注目トレンドの「セミリキッドショコラ」や「フィリング入り薄型ショコラ」も多数登場する。

10回目という記念すべき節目となる「サロン・デュ・ショコラ 2012」のテーマは、“人間の根源的な欲望”を表す言葉“Desires”を用いた、日本のオリジナル企画となる「10 Desires」。この言葉をキーワードに、初上陸ショコラティエをはじめ、各国から参加する70社以上のショコラトリーが、スペシャルなチョコレートを提案していく。なかでも、「サロン・デュ・ショコラ」を代表するショコラティエ14人が製造する「2層構造の正方形ショコラ」が集められたセレクションボックス「セレクション・10ANS」(6300円・14個入:14ブランドから各1個/オリジナルストラップ付)は注目度大！ 同イベント主催者のフランソワ・ジャンテ氏が特別に描き下ろしたバースデーケーキ型のBOXデザインも可愛さ満点だ。

また、同イベントでは、本場フランスで近年チョコレートのトレンドとされている、中にセミリキッド(半液体)のフィリングが入った「セミリキッドショコラ」や、“一見、板チョコに見えるが実は中にキャラメルやプラリネなどが入っている”という「フィリング入り薄型ショコラ」が続々登場する点も見逃せない。たとえば、来日予定の若き天才ショコラティエ、フランク・ケストナー氏が作る贅沢タブレットは、濃厚なキャラメル・サレとカリカリのサブレが層になったもの(「キャラメル・サブレ入りタブレット」945円)があり、ボンボンショコラ感覚が楽しい仕上がりだ。

初上陸のなかで注目を浴びるのは、フランスで三ツ星レストランとして話題のベルナール・ロワゾー。今回はこの店と深い親交を持つ神戸北野ホテルの総料理長、山口浩氏が「限定サロン・ド・テ」をコラボレーションするが、“至福のデセール”として登場する「24カラットの宝石箱」(3001円)は、輝くゴールドボールの中に柔らかなパッションフルーツのコンフィチュールとショコラムースが入っており、究極の豪華さを演出している。

さらに、2010年8月にフランスにオープンしたばかりの新店フィリップ・リゴロも初上陸ショコラティエとして話題を集めている。フィリップ・リゴロ氏は、2005年にパティシエの世界大会クープ・ド・モンドで優勝を果たし、2007年にパティシエ部門でMOF(フランス国家最高職人)を取得しているのだ。既成概念を覆すような自由な発想力が魅力で、オーナメントのような“球体ショコラ”などを登場させるという。

「サロン・デュ・ショコラ」は、1月25日(水)から30日(月)まで開催。東日本大震災からの復興を願う商品や、スペシャル企画の限定ものなど、目・舌・耳でも楽しめる、珠玉のチョコレートがそろうとあって、今年も大いに盛り上がることは間違いない。【東京ウォーカー】

※「サロン・デュ・ショコラ」は三越伊勢丹グループで順次開催(予定)：丸井今井札幌本店 2月2日(木)～13日(月)、仙台三越 2月3日(金)～14日(火)、名鉄百貨店本店 2月1日(水)～14日(火)、ジェイアール京都伊勢丹 2月1日(水)～14日(火)、JR大阪三越伊勢丹 2月1日(水)～14日(火)、岩田屋本店 2月1日(水)～13日(月)