【本誌連載の拡大版】美人女子ラグビー選手、鈴木彩香インタビュー(3)◆オークション開催!
横浜ウォーカー
――素顔は関東学院大の人間環境学部で現代コミュニケーションを学ぶ女子大生です。
「ラグビーの方は週1回、土曜日の釜利谷クラブ。これはすごく環境がいいんです。それと週2回のみなとみらいで社会人のチームの練習に参加しています。あとは自主練習です。加えて、けっこういろいろなところに、フェニックスさんとか世田谷レディースさんとかで練習をやらせてもらっているんです。あまりプレー環境がないので、できる限り練習に参加させてもらった方がいいかと。みなとみらいの帰りなんかは、鶴見方面の人に車で送ってもらって、途中で鶴見の『大黒屋』でラーメンを食べたりして(笑)。ラーメン、けっこう行きますね。トンコツ系が好きなんです」
――自主練習は主にどこで。
「関東学院大の近く、八景島にある『海の公園』が多いですね。さすがにラグビーのポールはありませんけど、芝生が一面あるので、とりあえずラグビーをやらない日はそこで走ったりしています」
――一人で練習をするのは精神的にすごいことだと思います。自分の中の意識がよほど高くないと。
「例えばきょうは疲れたからやめようと思えば、次の日の朝にジョギングしたりとか。あらかじめ決めると私はすごくストレスになってしまうので、できる時にできることをやります。もしできなかったら次の日にとか、きょうできなかったから筋トレを多めにやってみようとか。楽しみながらやらないと飽きちゃうので、音楽を聴きながら走ったりもします。私の同世代で、小学校の時からラグビーをやっている人たちも同じことをやっています。自分だけじゃない、そうやって代表とかで一緒にやっている人もいますからね」
――その女子代表はどんな職業の人たちがいるのですか。
「学校の先生が多いんですけど、ラグビーのためにフリーターになった人もいるし、普通に会社で働いているOLさんもいるし、理学療法士さんなんかもいます」
――日本代表の象徴である桜のエンブレムは女子も共通ですね。
「前に取材された時はとりあえず『憧れてます』とか言っていました(笑)。小学校のころからみんなでラグビーを観に行って、選手にサインをもらったりとか、誰かよくわからないけど一緒に写真を撮ってもらったりとか、自分の中では選手は身近な存在でした。ただ女子のラグビーはどうなっているのかは当時は全然知りませんでした。でも、いまこうして代表選手になると自覚とか責任というものが、昔とは比べものにならないほど増えました。多分、先輩たちを見ていてこうしていくんだ、というのがわかったし、『この桜を付ける以上は…』という感覚はすごく伝わってくる。気持ちはみんなこもっているというのがありますよね」
――その代表で結果を残していけば女子ラグビーが置かれた環境も変わっていくと。
「そうですね。今回、7人制W杯のアジア予選で優勝したことでも多分、全然変わってくると思うので。私、多分、ラグビーは辞めないと思います。でも、楽しんでやりますけどね」
――いま現在では日本国内での合宿は自費参加なんですよね。
「そうなんです。相当きついです。だから、アルバイトやってますよ。鶴見の居酒屋さんです。やらないと生活できないですよ(笑)」
――ラグビーや大学で勉強をしていない時の鈴木さんは。
「普通にカラオケしたり、友達と横浜のビブレなんかに買い物に行ったり。あとは、自分が通っていた小学校で子供たちと一緒にタグラグビーでたわむれてます(笑)。教えているというか、一緒にやって、女の子たちが『彩香ちゃん、彩香ちゃん』と走って来てくれるんです。もう天使ですよ、すっごくかわいい!」
――そうやって少しずつラグビーの楽しさが伝わっていけば。
「そうですね」
――最後に、カラオケの十八番を教えてください!
「いまどきの(笑)。いやいや、恥ずかしいからいいです。いまどきの、ということでヨロシクお願いします」
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