本当によく飛ぶ!“紙飛行機”になる便箋が話題に

東京ウォーカー(全国版)

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「紙飛行機を飛ばして思いを届けたい…」、そんな遊び心をかなえてくれるステーショナリーグッズが話題だ。それは、昨年6月に発売された「Par Avion よく飛ぶ紙飛行機便箋」(1260円)。ユニークな発想がウケて、普段あまり手紙を書かない女性たちを中心に予想以上のヒット商品となっている。

同商品は、12機分の紙飛行機が作れる便箋12枚に、8ページの説明書「フライトマニュアル」がセットになった、れっきとした便箋。説明書通りに折ると、計算され尽くしたバランスと形状の本格的な紙飛行機が完成する。なんとこの“紙飛行機便箋”、120円切手を貼れば日本全国どこにでも飛ばす=送ることができる、まさしく“航空便”なのだ。

開発したのはテラダモケイの寺田尚樹さん。「Eメールのアイコンで紙飛行機のシンボルがよく使われますが、本当に飛んでメッセージを届けられたらステキだなと思いました。子供のころから紙飛行機はよく作っていたのですが、実際に制作作業をしたのは2か月ぐらい。事務所で毎日、紙飛行機を飛ばしていたので、スタッフの目がつらかったですけどね(笑)」と、商品化のきっかけを語った。

紙質、大きさ、折り方など、さまざまな試行錯誤を繰り返し、試作品は50機以上に及んだ。おかげで“本当によく飛ぶ”と紙飛行機愛好家たちの間でも評判になっているというから、もはやステーショナリーグッズというより、専門グッズの領域にまで達しているかもしれない。

とは言え、気になるのはポストの中や配達の途中で形が崩れてしまうのではないかという点。「確かに、手紙として届くとヨレヨレになっていることもありますが、『そのくたびれた感じが長い距離を旅してきてくれたんだなと、なんだか愛おしい気持ちになります』と、受け取った方から言っていただけたこともあります。そういうことも意図していたので嬉しかったですね」と寺田さん。なるほど、一般的な手紙ではあまり感じることのできない「私のところまで旅をしてきてくれて、ありがとう!」という気持ちになり、より手紙をもらった嬉しさが増すということか。

普段、なかなか伝えられない思いを、この紙飛行機便箋に乗せて飛ばしてみてはいかがだろう。さあ、ご無沙汰しているあの人の笑顔を思い浮かべながら、郵便ポストに向かって“テイクオフ”!【東京ウォーカー】

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