グラミー賞、アデルが主要3部門を独占&最多6部門受賞の快挙

東京ウォーカー(全国版)

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現地間2月12日夜、第54回グラミー賞授賞式が開催され、前評判通り、アデルが主要3部門を独占した。

主要3部門の独占は2003年のノラ・ジョーンズ以来、9年振りの快挙達成だ。「最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス」「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」「最優秀短編音楽ビデオ」と合わせ、最多6部門受賞を成し遂げた。アルバム「21」は、現在までに世界中で1700万枚以上を売り上げている作品。アメリカでも大きなプロモーションをしておらず、じわじわと売れ続けて記録的な大ヒットにつながっており、全米19週1位、全英20週1位をはじめ、全世界20ヶ国以上で1位を獲得している。

今年のグラミー賞授与式は、ホイットニー・ヒューストン(通算6度のグラミー賞受賞)の死を悼み、悲しみと共に迎えたが、司会のLLクールJのオープニングトークで「天に召します、ホイットニーを。母・娘と共に。あまりに早く亡くなられた彼女の思い出と音楽は永遠のものです」と祈りが捧げられた。グラミー賞の見どころの一つであるパフォーマンスでは、昨年10月より喉を痛め、全米ツアーをキャンセルしていたアデルの復活パフォーマンスをはじめ、リアーナ、アリシア・キーズ&ボニー・レイット、テイラー・スウィフト、そしてホイットニーの追悼パフォーマンスとしてジェニファー・ハドソンが圧巻の歌声で映画『ボディガード』(92)の主題歌「I Will Always Love You」を披露するなど、ホイットニーの残した偉業を受け継ぐディーバたちの活躍が目立った。

また、コールドプレイ、レディオヘッドを押さえて、最優秀ロック・パフォーマンスを獲得したフー・ファイターズは、「大変な名誉です。(「Wasting Light」は)特別なレコード。最新のレコーディングスタジオではなく、自宅のガレージで制作したものです。今回、ニルヴァーナのレコードで出会った最高のプロデューサーとまた組んで音楽を作ることのヒューマンな部分が大事だということがわかった。完璧なコンピューターの中で起こることが大事ではない。ロックンロールよ、永遠に」と印象深いコメントを残している。アデルの独占受賞をはじめ、時代が求める魂のある歌声、心のある音楽が今年のグラミー賞受賞の決め手となっているようだ。【東京ウォーカー】

最も注目を集める主要4部門の受賞作は以下の通り。

年間最優秀アルバム賞 アデル「21」

年間最優秀新人賞 ボン・イヴェール

年間最優秀レコード賞 アデル「Rolling In The Deep」

年間最優秀楽曲賞 アデル「Rolling In The Deep」

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