闘牛、エイサー、組踊…“沖縄文化”がコラボした一大イベント開催

東京ウォーカー(全国版)

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“闘牛”と沖縄独特の踊りである“エイサー”が盛んな街、沖縄県中部のうるま市。その闘牛とエイサーに、うるま市の地域伝統芸能“組踊(くみおどり)”の演目「肝高の阿麻和利(きむたかのあまわり)」を合体させたイベント「URUMA BEAT FES~響~」が2月26日(日)、うるま市石川多目的ドームで開催される。

同イベントは、過去数回にわたり行われたイベント「感動体験“沖縄”闘牛×エイサー~夢のコラボ~」の新春特別バージョン。タイトルの“BEAT”は、B(ブルファイト)、E(エイサー)、A(阿麻和利)、T(太鼓)と、それぞれの頭文字から取られており、同イベントに懸ける意気込みが“響く”ネーミングだ。

“闘牛”は、普段なじみのない初心者でも楽しめるよう、特別に入門用を用意。本来は10組以上の取り組みを行うところを3組に設定。デビュー前の牛から現役の牛までをそろえ、それぞれの取り組みの違いや、決め技の説明を行うなど、分かりやすい内容になっている。

「真っすぐに立ち向かう闘争心。そして、愛牛家たちの熱い声援。策略のない本能だけでぶつかり合う牛に感動です!」と、闘牛の魅力を語るのはイベント担当の濱本さん。闘牛用の牛は、普段は家族の一員として、飼い主と共に生活しているため、声援に熱が入るのも納得だ。

また“組踊”は、沖縄に古くから伝わる伝統芸能をベースに、現代音楽とダンスを取り入れた「沖縄版ミュージカル」。演目の「肝高の阿麻和利」は、市に現存する遺跡「勝連城」にかつて君臨した城主の半生を描いたもの。演じているのは同市の中高校生たちで、1999年から毎年続けられている。県内だけではなく、県外やハワイでも公演をしており、彼らの熱演に感動の声も多い。

ほか、空手や古武道を取り入れたダイナミックな演技に定評がある「夢の架け橋いひちゃー太鼓」や、子どもから大人まで入り混じったパワフルな演技が魅力の「うるま天龍太鼓」など“太鼓”の演目にも期待。近年、県内外のイベントを通じて全国区になりつつある沖縄の踊り“エイサー”を含め、迫力満点の地域文化を一気に味わうことができる。

さらに、会場内には、軽飲食店やTシャツなどの関連グッズ販売店が出店。完全密閉ではないがドーム型の会場になっているため、天候に左右されずに祭りを楽しめる。開場の14:00から開催時間までの1時間は、闘牛と自由に記念撮影ができるため牛を間近に感じて触れ合うチャンス。試合では闘争心あふれる牛の表情も普段は優しく愛嬌たっぷり! ステキな記念写真が撮れそうだ。

沖縄は「日本の南国リゾート」だけではなく、独自の豊かな文化も魅力の一つ。沖縄に根付いた文化の“鼓動”を、直接肌で感じ、体験することができる同イベントに大きな注目が集まる。【東京ウォーカー】

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