【徳島県・鳴門市観光】渦潮だけじゃない!「鳴門の魅力体感ツアー」に参加しました(2日め)
関西ウォーカー
さて、「鳴門の魅力を体感ツアー」も2日めです。1日めの記事はこちらから→http://news.walkerplus.com/2012/0210/28/
本日最初のスポットは、干物を販売する「豊田商店」へ。鳴門の地魚で作られる干物を堪能できます。干物作り体験(大人1000円、子供500円)や、鳴門産天草でところてん作り(大人1500円、子供800円)も用意されています。
お次は「鳴門市ドイツ館」へ。1917~1920年の3年間、鳴門市大麻町坂東にあった「板東俘虜収容所」に送られたドイツ兵士約1000人と、板東の人々との交流の様子を伝える資料などを展示しています。見どころは、当時のドイツ兵の音楽活動を紹介する「第九シアター」。アジアで初めて、ベートーヴェンの「第九交響曲」を合唱付きで演奏したシーンを、再現してくれます。入場料は大人400円、小・中学生100円。
「ドイツ館」からすぐのところには、映画「バルトの楽園」のロケセットが展示されている「バルトの庭」も(入場料大人400円、小・中学生200円)。2006年6月に全国公開された映画「バルトの楽園」は、第一次世界大戦中に収容所の中で芽生えたドイツ兵と板東の人の交流を描いたもので、こちらには当時使用していた兵舎などを見学することができます。映画に出演していた松平健さんなどのサインや写真、小道具などの展示も。実際に着替えられる衣装も用意されているので、思い出に残る写真も撮影できます。土日祝はレンガ窯で焼かれたパンも食べられるのでチェック!
昼食は、うどんの名店「舩本(ふなもと)うどん」へ。ここでは、鳴門名物、通称「鳴(なる)ちゅるうどん」を食べられます。舩本定番「なるとうどん」350円は、創業当時から手作りのふぞろいの細麺が、ほとんどかまなくていい程やわらかい。地元産老舗豆腐店のお揚げと刻みネギに、アジ、サバ、昆布ベースのあっさりダシがマッチします。
食後は、「大麻比古神社」に向かい、境内にある樹齢千年の大楠、そしてドイツ兵が作った「ドイツ橋」「めがね橋」を見学。石積みの技術を目の当たりにできます。そこから、四国八十八ヶ所巡りの第一番札所「霊山寺(りょうぜんじ)」を参拝。白装束に身を包む「お遍路さん」の衣装も販売されていました。
鳴門を代表する酒蔵「本家松浦酒蔵場」の見学も。1804年に創業した徳島最古の蔵元で、銘酒「鳴門鯛」が有名です。当日は十代目蔵元の松浦素子さんの案内で、酒造りの工程を特別に見学させて頂きました。日本酒の新鮮風味をアルミ缶に詰め込んだ「鳴門鯛 吟醸 しぼりたて生原酒」1439円などは、海外でも売れているそうです。ほか、旬な果実を使った、本格和リキュールも、女性を中心に人気を呼んでいるとか。日本酒の次は醤油蔵も見学! 文政9年創業、およそ180年の歴史を持つ「福寿醤油」にて、余分なものを何も使わない本物の醤油作りを見学し、その後いろんな種類の醤油を味比べさせて頂きました。最後は「田村陶芸展示館」にて、国の伝統的工芸品にも指定された大谷焼を、先生の指導を受けながら作陶体験をすることができます。絵付けで840円~と、手ごろな体験がそろっているので、オススメです。
夕食はホテル「ルネッサンス リゾート ナルト」にて。ホテル内「テラスカフェ オーゲ」では、ご当地のとくしまバーガーである、「鳴門鯛カツバーガー 和布ソーセージ添え」1430円が食べられます。鳴門鯛のカツは身がしまっていて、食べごたえたっぷり。限定10食なので、売り切れ必至です。同じく、ホテル内の「阿波郷土料理 彩」では、阿波野菜や旬魚の天麩羅・焼魚などを目の前で作ってもらえるアツアツ料理や、鳴門鯛や地元の新鮮魚の刺身など、ご当地の食材をたっぷりブッフェで味わえます。温泉は2つあり、1階の露天風呂からは海の水平線が目前に広がり、8階の展望風呂からは、眼下に海が見渡せます。(3日めに続く→http://news.walkerplus.com/2012/0210/31/)
【関西ウォーカー/薮伸太郎】
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