広島で東北復興イベント、がれきから再生させた和楽器を演奏

東京ウォーカー

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3月3日(土)、RCC(中国放送)主催の「RCC絆プロジェクト 太鼓deこまち ~響け!東北再生太鼓~」が広島市南区民文化センターホールで開催される。RCCはこれまで、宮城県で行われている被災地のがれきから楽器を再生する取組み「ZERO-ONE再生プロジェクト」を支援。この度、津軽三味線と和太鼓“閃雷”の和太鼓奏者4人による、宮城のアンサンブルカルテット「族-yakara-」から、「出来上がった太鼓の音を、支援してくれた広島の方々に聴いてもらいたい」との申し出があり、演奏会を開催することとなったのだ。

「ZERO-ONE再生プロジェクト」は、3D-FACTORY・千葉秀さんの「大震災で発生したがれきを楽器として再生できないか、ゼロからイチを創れないか」という問い掛けから始まった。「すべては無理でも、ゴミとして処理してしまう以外に利用できないか」「災害で起きたことすべての思いと教訓を忘れないための素材として残したい」などの言葉に、和太鼓制作会社が賛同。さまざまな企業の協力の下、太鼓をはじめ、三味線や洋楽器制作のプロジェクトも進行中だ。

RCCのイベント企画者は「震災後、何か番組で取り組めること、ラジオとして伝えられることはないかと思っている中で、ひょんなことからこの活動を知り、プロデューサーの千葉さんとお話をさせて頂き、支援を決めました」と「ZERO-ONE再生プロジェクト」を支援することになった経緯を話している。

3回目の開催となる同イベントには、前出の「族-yakara-」と、世界の太鼓・シンバルを集めたドラムと和太鼓を融合させた広島の太鼓ユニット「我龍-garyu-」が出演する。それぞれが持ち曲を演奏するほか、2グループがコラボした曲も披露する。「族-yakara-」同様、「我龍-garyu-」が使用する楽器もがれきから再生させたものだ。

広島と宮城がまさに“絆”でつながるこのイベント。東北の復興を願う太鼓の音が、広島から宮城へときっと届くはずだ。【東京ウォーカー】

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