日常からプチトリップ!鶴見にある禅ワールドとは?

横浜ウォーカー

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京急本線、JR京浜東北線、鶴見線と3線が通る鶴見エリア。横浜や品川、羽田空港へのアクセスに優れた街として人気を誇る。そんな鶴見の禅ワールドとして有名なのが、10万坪を誇る「曹洞宗 大本山 總持寺(そうじじ)」だ。

石川県で開創した總持寺は、鶴見に寺基を移して、今年で101年目。僧侶やボランティアのガイド付きで境内を巡る約60分の諸堂拝観(400円)は、心が静まるプチトリップが出来ると人気を集めている。

諸堂拝観とは、10万坪の敷地内にあるお堂を巡るもの。入口に巨大なしゃもじとすりこぎがある香積臺(こうしゃくだい)からスタートする。しゃもじなどがあるのは、香積臺の奥に厨房があるため。日本最大の大黒さまにも注目だ。

香積臺を出ると、百間廊下(ひゃっけんろうか)という長い廊下がある。毎日修行僧が雑巾がけを行っている廊下は、何と全長160m! 途中にある中雀門(ちゅうじゃくもん)からは、お釈迦様を祀る佛殿が見える。

次に向かうのは、国登録文化財の放光堂(ほうこうどう)。最も歴史があるお堂は、1911年に鶴見に移設後、初めて法要が行われた場所だ。重厚感漂う建物をじっくりと見て。

続いて本堂の大祖堂(だいそどう)へ。日本最大規模を誇るこのお堂は、總持寺を開いた瑩山(けいざん)禅師などを祀っている。約1000畳の空間は圧巻の広さだ。

諸堂拝観ではそのほかにも、約150人の修行僧が共同生活をする大僧堂や、大正時代に作庭された庭園なども見ることが出来る。説明を聞きながら歩く約60分の拝観で、せわしない日常からプチトリップできそうだ。

さらに禅ワールドに浸りたい人には、坐禅が出来る参禅(500円、月1回)や、昼食として精進料理がつく写経会(3500円)なども実施している。開催日は總持寺のHPでチェックして。

都会にいることを忘れそうな總持寺の諸堂拝観。日頃忙しくしている人は、禅の世界に触れて心を休めてみては。【詳細は横浜ウォーカー2/14発売号に掲載】

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