朝の連続テレビ小説にちなみ「カーネーション」をコシノジュンコ氏が生けた!いけばな展示3/6(火)まで
関西ウォーカー
いけばな池坊が歴史上に刻まれて、ことしで550年。その550年祭の一貫として、現在、大阪髙島屋でいけばな展が開催されている。3/3には、朝の連続テレビ小説「カーネーション」で自身の母がモデルとなり、話題を集めているファッションデザイナー・コシノジュンコ氏が来場し、「カーネーション」を使った、いけばなのライブパフォーマンスを行った。
この日のためにコシノ氏が選んだ花は「マザーグリーンアース」と呼ばれる、母の日のために生まれたカーネーション。グリーンと白の爽やかな花の色にあわせ、自らの服も目に優しいグリーンにしたという。自らの母親について「やったことないものをやるって、好奇心がわくでしょ。おかあちゃんは、好奇心満々で生きてた。そうすると、常に新しい発見がある」とも。
小学校の時に習った以来のいけばなに挑戦するにあたり、「何でも経験することが大切」というコシノ氏は、完成した作品を「コントラスト」と命名。洋であるカーネーションの緑と、土台となった和の漆器の黒が対照であること、また全体的には統一されているかに見えて、その一つ一つは個性があってふぞろいだということにかけた。
一緒に登壇し、ライブを見守っていた次期家元の池坊由紀氏も「大胆にして緻密」と互いのセンスを絶賛する一幕も。
最後に、「将来から見たら、今が一番若いの。若い時やりゃよかったと思うなら、それは“今”ですよ」としめたコシノ氏。
展覧会は明日3/6(火)まで。そのセンスと情熱を感じに行くのは“今”しかない!
【取材・文=関西ウォーカー】
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