会議中のいねむりもリアルに再現!? 映画『あぁ…閣議』の田村亮の演技は狙い?

東京ウォーカー(全国版)

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「第4回沖縄国際映画祭」4日目の3月27日(火)、沖縄コンベンションセンター・シアター1で映画『あぁ…閣議』の舞台あいさつ&上映が開催。上映前、舞台上に郷力大也監督、山口智充、酒井若菜、田村亮が登場すると観客から大きな拍手が起こった。

同作は、日本の最高意志決定機関である“閣議”を舞台に、コントのようなトンデモナイ法案を真剣に会議する大臣たちのやりとりを描いたもの。沖縄国際映画祭の感想を聞かれた山口は、「レッドカーペットを歩いているのが、ほんとに気持ち良くて、最後まで歩いた後にもう一回歩いたろうかな、って思うくらいでした」とコメント。続いて酒井も「沖縄国際映画祭は初参加ですが、とても楽しませてもらっています」と、満喫している様子だった。

郷力監督は普段はバラエティー番組を撮っているテレビ朝日所属のディレクター。「僕はテレビ朝日で『そうだったのか!池上彰の学べるニュース』を担当していたんですけど、ニュースが分かるようになるとすごく政治が楽しくなってきたんです。マスコミが入れない閣議で、もし大臣たちがすごくアホな話をしていたら面白いだろうな、と思ったのがきっかけ」と、今作が誕生した理由を明かした。

また、主演の山口は内閣府特命担当大臣という役どころ。「最初、この話をマネジャーに聞いたときは『難しそうだし、無理』と断ったのですが、台本を読んでみると、ものの2分で読めましたね」と、出演話が来た当時を回想。財務大臣を演じた田村は「話している内容がくだらないんです! でも、議題のブラパン禁止法(ブラジャーパンティー着用禁止法)を私たちが一生懸命に話し合う、その『滑稽さ』を観てほしいです」と、見どころを紹介した。

続いて話題は、撮影時のハプニング話に。酒井は「私の役は怒ると口が悪くなるという設定だったのですが、なぜか怒ったときのセリフが巻き舌になってしまいました」と告白。実際にその場で「うるせえ!」というセリフを発し、かわいい失敗を再現! また、田村の口からは驚きの発言が。「撮影は朝早くから遅くまで、最終日なんか明け方まで撮影がありました。3日目の撮影あたりから夜、眠くなっちゃってね。実は1カット、編集されてなければ半分眠っているシーンがあるんですよ」と、本当の国会中継のような(?)衝撃の事実が発覚。それでも「一番大変だったのはスタッフだったと思います」と、優しい気遣いも忘れないジェントルマンな一面を見せた。

最後は、山口が主演らしく「『閣議』がエンターテインメントの世界になっているので、思いっきり頭を空っぽの状態にして観ていただいて、笑ってもらえたらと思います」と見どころを披露。また、郷力監督も「去年、東日本大震災などを経験して、今の政治はダメだという話ばかり聞こえるほど、本当に(国民の)政治離れが進んでいます。この作品は難しい話をすることはないのですが、これを観てちょっとでも政治に興味を持ってもらえればと思っています。みなさんに精一杯笑っていただければ!」と締めくくった。【東京ウォーカー】

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