デルタ航空 福岡~ホノルル直行便就航記念 福岡ウォーカー編集部ハワイ珍道レポート~機内編~
九州ウォーカー
「旅」と「旅行」の大きなちがいは、「旅行」が目的地での過ごし方が大事になるのに対して、「旅」はそこに着くまでの移動も大きな意味をもつということだ。
今回のハワイ取材は、その意味では「旅行」よりも「旅」に近かった。家を出てから地下鉄で空港へ向かう時や、飛行機を待って空港で過ごす時間。ハワイへ着くまでの機内と、気持ちが初めてのハワイへ向いていると、どんなささやかなことも驚きがあり、「旅」の思い出の中で重要な位置を占めることになった。
なかでも、ビジネスクラスでホノルルへの旅程を過ごすことができたのは大きい。今回編集部の2人が搭乗したのはデルタ航空の767-300ER。ちなみに「デルタ」の社名は、ミシシッピ川の三角州に由来する。中学生の時に習ったアレだ。
もちろん、ビジネスクラスでの海外旅行など初体験の2人。着席と同時に振る舞われるウェルカムシャンパンに「えっ、これどうするの?」とあたふた。これで30分はもたせようとちびちび飲んでいると、CAさんがグラスの回収に。どうやらこれは軽くいただいてしまうのが粋らしい。帰りの機内では2人とも迷いなくシャンパングラスを空にすることができた。
席は広々。身長178cmの編集部・哲が足を思いっきり前に伸ばしても前席に届かないほど余裕があった。機内で読もうと本を数冊持ち込んでいたが、ウェルカムシャンパンの心地よい酔いがまわり、開くことすらできなかった。それぞれの席に設置されたモニターで見ることができる最新映画をBGMに眠りについた。
初めての長距離フライトで、わからないことばかりだったが、その都度CAさんたちが親切に教えてくれるので、安心してくつろぐことができた。長く機内で過ごすと、サービスの中にもそれぞれ個性が出ているのがわかる。スイス製の時計のように規則正しいサービスをする人。小さいころ近所によくいた世話焼きのおばちゃんの親しみやすさで、それを50倍くらい上品にした接客の人。次生まれ変わったら、僕もああなりたいと思うようなユーモアあふれるナイスガイ。これも海外旅行の楽しみのひとつだろう。
料理はコース仕立て。和・洋から選べ、さらにメインなども好きなものをセレクトできる。
前菜、スープ、メインの赤ワイン煮込みと、地上のレストラン顔負けの食事。こっそり教えてもらったオススメデザートのアイスも絶品!いかに地上と同じように過ごせるかではなく、地上よりも心地よく過ごしてほしいというスタッフさんたちのサービス魂を感じた。
約7時間半後、ホノルルへ到着。もっとビジネスシートに座っていたい!むしろもう一往復してほしい!でもハワイにも行きたい!ジレンマに悩まされた編集部コンビでした。
【福岡ウォーカー】
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