「第4回沖縄国際映画祭」香港映画『Tao Jie』がゴールデンシーサー賞・海人賞をW受賞!
東京ウォーカー(全国版)
宜野湾市沖縄コンベンションセンターをメイン会場に、3月24日から8日間に渡り開催された「第4回沖縄国際映画祭」。最終日となる3月31日、沖縄コンベンションセンターにてクロージングセレモニーが実施され、一般審査員と観客の投票によって選ばれる、Peace部門「海人(うみんちゅ)賞」と審査員特別賞「ゴールデンシーサー賞(金石獅賞)」に、アンディ・ラウ主演の香港映画『Tao Jie―A Simple Life―』が決定。W受賞となった。
そのほか、Laugh部門では、タイ映画の『SuckSeed』が「海人賞」に輝き、「JIMOT CM COMPETITION」では、新潟県の樋熊秀行さん発案し、ハイキングウォーキングのQ太郎が出演した作品が大賞を受賞。また、審査員たちが印象深い作品として選ぶ“スペシャルメンション”には、アカデミー賞作品賞を受賞した『アーティスト』と、ピース・又吉直樹主演の『タバコイ―タバコで始まる恋物語―』の2作品が選ばれた。
審査員全員一致で「ゴールデンシーサー賞」に選ばれた『Tao Jie―A Simple Life―』は、映画プロデューサーとその家族に仕える年老いたメイドとの絆を描く感動作。主演をアンディ・ラウが務め、メイド役のデニー・イップが「第68回ベネチア国際映画祭」最優秀女優賞を獲得したことでも話題となっている作品だ。
現在、映画撮影のため、授賞式を欠席したアン・ホイ監督からは「映画祭のテーマを“Laugh&Peace”と聞いた時、最初に頭に浮かんだのは家族や友人と過ごす楽しく幸せな時間だった。心の中にある愛情に気付き、そしてその愛情を周りの人に分け与えることを忘れないで欲しい。作品を見て、自身の経験と照らし合わせ、何か感じ取ってもらえたことを光栄に思う」と、感謝の意を伝えるコメントが寄せられ、映画祭の審査委員長を務めるチュー・フーシェン氏は、今作について「主人公が常に笑顔と善意をもって周りの人と接し、そして人生を全うする生き方を見せてくれた。この作品は人生のあり方についても真剣に考えさせてくれる、すばらしい作品」と高評価した。
最後に、沖縄国際映画祭実行委員長の吉本興業株式会社代表取締役社長・大崎洋氏は「来年も、みなさまと力を合わせて『沖縄国際映画祭』を世界に発信して行きたい」とあいさつ。その後、ボランティアスタッフも壇上に上がり、全員でバンザイ三唱ならぬ“ハイサイ”三唱が行われ、セレモニーは幕を閉じた。【東京ウォーカー】
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