今年のGWは最大9連休! アジアが不動の人気
東京ウォーカー(全国版)
H.I.S.が、今年のゴールデンウィーク(4月27日~5月6日出発)の予約状況から、海外旅行動向についてまとめた結果、今年もアジア方面の旅行が引き続き好調に推移していることがわかった。人気渡航先ランキングのシティ編では、韓国や台北が上位に挙がっているほか、シンガポール人気もかなり高まっているという(※2011年は東日本大震災直後の影響があったため、基本的には2010年GWの実績と比較している)。
やはりアジア方面は不動の人気だ。人気渡航先ランキングのシティ編の上位を全てアジアシティが占め、韓国や台北が前々年比2桁以上と大きく伸びているのだ。また、H.I.S.のオリジナルチャーター便が出ている成田-バンコク線の好調を背景に、タイ・バンコクの人気も高まっているとか。ちなみに、アイドル出演の某CMでも話題となった「マリーナベイ・サンズホテル」などが注目されているシンガポールは、総合編で前々年13位から7位までランキングを上げている。
ビーチリゾートでは、ハワイとミクロネシアが人気で、ハワイが約1.5倍と大きく前々年を上回っている。ハワイに関しては、関西国際空港及び福岡空港発のハワイアン航空の新規就航などを背景に、西日本の消費者の需要が強く見受けられる。
今年のゴールデンウィークの出発日のピークは5月3日(木)。欧米行きは4月27日(金)・28日(土)発が人気だ。最大9連休(有給休暇2回)という日並びの良さと、ユーロ安(※2010年126円、2011年119円、2012年111円)を背景に、ヨーロッパ方面が約130%と好調に推移。ゴールデンウィークが始まる4月27日・28日が出発日のピークとなっているのだ。一方、アジアシティ方面への出発は後半の5月3日(木)に集中しているが、1日早く5月2日(水)に出発することで、少しでもお得に出かけようという傾向も見られる。
昨今話題のLCC利用のパッケージツアーに予約する消費者も、全体に占める割合としてはまだ少ないものの、昨年から比べて確実に増加傾向に。ゴールデンウィーク座席供給数は、成田空港、羽田空港共に、2010年度以降の羽田空港の国際線拡張やLCCの新規就航など、また震災からの需要回復を背景に、前々年比約10%増加しているという。さらに、訪日観光客の回復の鈍化により、例年に比べ日本発着の海外旅行に対して航空座席を確保しやすい環境にあるそうだ。今年のゴールデンウィークは、旅行客でこれまで以上に空港が賑わいそうだ。【東京ウォーカー】
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