[チョップリン連載−7]「京都にある不思議な竹林でロケをしてきた」
関西ウォーカー
西野「ロケで京都の竹林へ行ったんやけど、そこを管理しているおじいさんが、まぁ、ようしゃべる。話がとんでもなく長い。シティボーイのオレらにはまったく理解できない世界。とにかく山を登っていくネイチャーな感じ。山の麓には事務所があって、それも竹でできてる。竹で作った耳かきも売っていた。孫もおったんやけど、竹でできたベビーカーに乗ってたわ。あの子は、かぐや姫の可能性も十分にあるな」
小林「竹馬みたいな竹を想定していたけど、意外に太くて長いし、空がまったく見えない。野犬、野猪、野猿、野鹿もおる」
西野「絶対に野鹿の後ろに立つなと言われたし、野猪は前に立つと猪突猛進してくるし。食い物を持ってると野猿に襲われる。おいしいタケノコも採れて、京 唄子さんも食べてるらしい」
小林「空からはカラスが見守っているみたいやしな」
西野「マムシもいるってさ。大好きなトレッキングシューズが泥まみれになったのが嫌やな。やっぱ、向いてないわ」
小林「僕は楽しかった。自然大好き。あっ、妖精みたいなのがおってさ。四角形で、『人間と自然は共存させなアカン! あまり、人間が踏み込む場所じゃないぞ!』と言われたわ」
西野「オレは野猿のリーダーと遭遇して、『オレ、人間食う』と言ってた。全長15mのオオカミもおったな」
小林「それ、もののけ姫やん(笑)」
西野「管理人のおじいさんは岩にボコボコ当たりながら軽トラで走ってるし、たまに銃声も鳴り響いていた。あとから聞いたら、竹を燃やしていて、破裂する音らしい。でも、オレは申し訳ないけど二度と行きたくない。しんどいわ」
小林「オレは、また行きたい。そうや謝りたいことがある、この場を借りて。野良猫がおったんやけどむっちゃかわいくて、すぐなついてくれた。で、肛門を見たらウンコが付いていて、それを言ったら離れていった。デリカシーが足らなかった…」
西野「そんなもん、たまたまやろ(笑)。非常に不思議な世界を持った京都の竹林ですが、読者の皆さんも嘘だと思うなら一度足を運んでみたらわかってもらえるでしょう。詳しい場所は僕らようわからんので、京 唄子さんに聞いてください!」
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