話題店の宝庫！ GWの“新東名”で立ち寄るべき店舗はココだ

御殿場～三ヶ日JCT間が4月14日に開通した新東名高速道路。メディアでも続々と報道され、ゴールデンウィーク中も帰省客や新東名目当ての旅行客でごった返している。では、どのパーキングエリアで、どの店に立ち寄るべきか。初出店の店や地元グルメなどを中心に取材を行った。

今回開通した区間にあるのは、新商業施設ブランドのNEOPASA7か所を含む全13のサービスエリア＆パーキングエリア。驚くべきは、開通に伴い誕生した全121店舗中、67店舗が高速道路初登場という点だ。

まず注目は、NEOPASA清水(上下集約)。人気のユナイテッドアローズやビームスが展開する新業態店が登場し、服飾や雑貨などの販売に加えてカフェスペースを設け、ショッピングと休憩がオシャレな雰囲気の中で楽しめる。

ユナイテッドアローズは、フレンチトースト専門店ロンカフェがプロデュースする「THE HIGHWAY STORE UNITED ARROWS LTD. LONCAFE」を展開。“キャラメルシナモンのフレンチトースト”をぜひチェックしてほしい。

一方ビームスは、今回初の高速道路店となる「レムソンズ」をオープン。雑貨などを取り扱う店舗にアメリカンダイナーを併設し、ホットドッグやコーヒーなどが味わえる。

浜松もおもしろい。NEOPASA浜松(下り)には、地元の名産を使った“三ヶ日みかんぱん”がお目見え。出しているのは店内で焼くアツアツのパンが味わえる「ハースブラウン」。特産品の三ヶ日ミカンの果汁を生地とクリームに混ぜ込んだ、キュートなパンは必食だ。NEOPASA浜松(上り)には、人気シェフ・陳建一氏が監修する「陳建一監修 中華の鉄人」がある。麻婆豆腐と担々麺の専門店で、唐辛子や花椒などの香辛料を効かせた、本格四川料理を楽しみたい。

NEOPASA静岡(上り、下り)なら、バンダイが直営する新ショップ「STRICT-G」へ。機動戦士ガンダムなどの関連商品や有名メーカーとのコラボ商品を販売する。また、下りのみとなるが「駿河丸」の“三色丼”もぜひ。桜エビ、釜揚げシラス、ネギトロを合わせた海鮮丼だ。海の幸にめぐまれた静岡ならではの丼といえるだろう。

多彩なグルメが楽しみたければ、NEOPASA駿河湾沼津(上り)がオススメだ。「沼津港海鮮食堂サマサ水産」は、沼津港から買い付ける海の幸たっぷりの“駿河丼”がオススメ。「しおや」の“特上しおや定食”は1980円と値が張るが、上質な牛タンを味わえる逸品。さらに静岡の銘柄豚肉・ぼてとんを使ったメニューもあるので、ジューシーな炭火焼肉をぜひ堪能してほしい。また、本格的なカフェメニューがそろうドッグカフェ「PET PARADISE+OneDay Cafe」もあるので、愛犬家の方はぜひ。

そして、お菓子のお土産なら、NEOPASA遠州森町(下り)の「森の楽市茶屋」が出している“抹茶きんつば”だ。抹茶の香り豊かな和菓子だが、いつも焼きたてのきんつばを楽しめるよう、店内での実演販売をおこなっている。

新業態や新店、地元グルメが充実した新東名の新店舗。このゴールデンウィークは混雑必至なので、お目当てを決めて訪れてみてはいかが。【東海ウォーカー】