ショートヘアの清楚系美少女・相楽樹が“ロカボク”で初舞台
東京ウォーカー(全国版)
なるせゆうせい脚本・演出の最新舞台「ロッカールームに眠る僕の知らない戦争」が5月11日(金)~13日(日)の3日間、東京・渋谷の渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホールにて行われる。演劇集団キャラメルボックスの畑中智行、アイドリング!!!の横山ルリカらが出演する同作で注目したいのが、ショートヘアの新星、相楽樹(さがら・いつき)だ。高校生3年生、17歳の相楽は今作が初めての舞台挑戦。「すごく緊張するけど、全力でお芝居するので、みなさん温かく見守ってください! 絶対楽しませます!」と初々しく意気込んでいる。
同作は、ロシアの文豪・ドストエフスキーの「罪と罰」を安保時代に置き換え、理想と現実の間で揺れる若者たちの姿を描いた、切なく、儚い青春群像劇。そんな同作で相楽が演じるのは、主人公・日暮タモツの妹・四ツ葉。「田舎から上京していった兄さんをいつも思っていて自分のことよりも真っ先に人の心配をするような優しくて素直な子です」と役柄の印象を語る。
これまでドラマ、映画などのゲスト出演などで女優経験はあるものの、舞台出演は初めて。“生もの”である舞台の難しさを「映像と違ってお客さんのいることを意識して立ち位置を考えないといけないこと、そして声量」、反対に楽しい点を「同じシーンでもその日によって違ったようなお芝居になったりする変化が楽しいです」とコメントした。
「男女問わず幅広い年齢の役者さんと話ができて、出会いがたくさんあることが魅力的」と舞台出演に笑顔を見せる相楽。中でも、畑中と横山とは密な時間を過ごしているようで「畑中さんは一言で言えば尊敬です! 休憩中の私のおふざけにも付き合ってくれて(笑)。でも、お芝居のアドバイスは本当に分かりやすいんです。ルリカちゃんは今じゃすっかり仲良し。稽古での吸収力がずば抜けてすごくて、芝居を見ていてすごいなあって思います」と目を輝かせた。
「女優」という仕事の魅力については「普段、絶対になれない性格になれたり、お芝居ならどんなにひどい人間にもなれてしまうのが楽しいですね」と話し、「これからいろんなことにチャレンジしてひとつでも多くの作品に出演したいです!! いつか蒼井優さんと姉妹役で共演してみたいです」と夢をふくらませている。
公演は3日間で全5公演。作品の見どころについて「家族を大事にする家族愛だったり、変えようと立ち上がる若者の勢いを見てください」と語り、特に自身の注目してほしいポイントは「一番好きなシーンは兄さんに恋人の悲劇を告げるシーン。兄さんの目から感情が伝わってきて、自分でもとても切なくなります」とアピールした。
清楚な黒髪のショートカットに、幼さを残すはにかんだ笑顔。高校3年生の新星は、女優業の扉を本格的にたたき、ゆっくりと大人へと変化しているように見える。「大人っぽくなりましたかねぇ(笑)。自分ではまったく変わった気がしないんですけど、大人っぽくなったって言われると、私も成長したんだなってうれしくなりますね」。“女優・相楽樹”の新しい物語がここから始まる。【東京ウォーカー】
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