水谷豊、主演映画『HOME』舞台あいさつで安田成美との再会に照れ笑い
東京ウォーカー(全国版)
沖縄県那覇市のシネマQで、5月6日に『HOME 愛しの座敷わらし』の特別上映が行われ、その舞台あいさつに水谷豊が登壇した。『HOME 愛しの座敷わらし』は、東京から岩手に転勤になったサラリーマンとその家族が、築200年の古民家での田舎暮らしを通して、家族の絆を取り戻していく姿を描いたハートフルストーリー。水谷は、不器用ながら家族を守るため奮闘する父親・高橋晃一を演じた。
上映前の舞台あいさつに登場した水谷は「本日はお越しいただきありがとうございます。キャンペーンで全国24の都市をまわってきましたが、ここ、那覇が25番目。最後の都市です!」と感慨深げにコメントすると、「今日のこの日を待っていた方も、そうでなかった方もお待たせしました。めんそーれー!」と、いつもの物静かなイメージとは違うハイテンションぶりで大声で叫び、観客から送られた大きな拍手に満面の笑みを浮かべた。
その後、スクリーンに安田成美、橋本愛、濱田龍臣、草笛光子ら共演者からのメッセージ映像が流れ始めると、水谷も客席で観賞。終了後、檀上に戻った水谷が「最後ということで、スペシャルゲストが駆けつけてくれました!」と話すと、そこに現れたのは、妻・史子役の安田成美。何も知らされていなかった観客たちはこのサプライズに大喜びで、会場に歓声が響いた。
「めんそーれ!」と元気よくあいさつした安田は、「沖縄に来たくて来ちゃいました!」と、はにかんだ笑顔。キャンペーンは、東京のみの参加だったそうで「沖縄だけは来たかったので嬉しいです。ホテルの窓から見た海とサンセット、そして満月がとてもきれいでした」と、この特別上映への参加を心から喜んでいる様子。安田の来沖は、水谷にとっても驚きだったようで、「昨夜、東京で一緒だったんです。2人での最後の仕事だと思って、別れ際に思い切り手を振ったのに…」と、照れ笑いを浮かべていた。
プライベートでも親交が深いという水谷と安田は、意外にも今回が映画初共演。初共演の感想を聞かれた安田が「『相棒』の杉下右京刑事のイメージが強くて、現場では厳しい方かな?と。指導が入っちゃうかなぁ、なんて心配していました」と話すと、すかさず「取り調べ入っちゃうかなぁ、なんて?」と、水谷がおどけて見せると、会場から大きな笑いが。そんな水谷について安田は、「現場ではいつもニコニコしていてとても優しく、何も言わず見守ってくれている感じでした」と続け、仲の良さをうかがわせた。
また、家族を演じた5人について水谷は、「ふだん家族役を演じるときは、ほかの出演者の方々と打ち合わせをしたり、話し合ったりするんですが、今回はそういうことを全くせず、現場でも仕事の話は一切しなかった。そうすることで、まるで本当の家族のような雰囲気が出せたんだと思います」と、終始和やかな撮影現場を振り返った。
最後に、ファンへのメッセージを求められ、まず安田が「この作品に出られてとても感謝しています。その理由は映画をご覧になればきっとわかっていただけると思います。今日は本当にありがとうございました」とおだやかな笑顔でコメント。水谷は、「ウチナーンチュのみなさま、“ソトナーンチュ”の水谷です」とユーモアたっぷりに話し始めると、「いろいろ刺激が多いこの時代に、この映画をご覧になって家族を振り返ってもらえれば嬉しいです。この映画では日常の生活で見ることのできない2つのものを見ることができます。ひとつは“座敷わらし”、そしてもうひとつは“幸せ”です。ありがとうございました」と締めくくり、拍手が鳴りやまない会場を2人そろって後にした。【東京ウォーカー】
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