仲里依紗主演のNHKドラマ「つるかめ助産院~南の島から~」が竹富島でクランクイン

東京ウォーカー(全国版)

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NHK総合で毎週火曜日夜10時からの「ドラマ10」枠で、8月28日(火)から沖縄の架空の島を舞台にしたドラマ「つるかめ助産院~南の島から~」を放送。4月15日にクランクインし、舞台となる竹富島でマスコミ向けに記者会見が開かれた。

今作は、「食堂かたつむり」で人気を博した作家・小川糸の原作小説をドラマ化。沖縄のとある島で助産師を目指すことになる主人公・小野寺まりあ(仲里依紗)が、島の助産師・鶴田亀子(余貴美子)やお産のために島を訪れて来る妊婦たちとの交流を通して、女性たちの葛藤や力強さを描くヒューマン・ドラマだ。

仲は「私が演じるのは、心を閉ざした女の子。今までは元気な役柄が多かったので、こういう子は初めてです。不安もありますけど、この島で撮影していくうちに、自分自身の心も緩んでいって、島の人たちとも打ち解けられるようになるんじゃないかなと思っています。リラックスしながら撮影できているので、この島には感謝しています」と心境を語った。

今回が沖縄初体験という仲。「どういうところなんだろうってすごく楽しみにしていました。想像を超える海のきれいさで、感動しています。ここに来る前に島には猫がいっぱいいるって聞いたので、猫を見てみたい(笑)。コンビニでキャットフードを買って常に持ち歩いています(笑)。さっき少し見掛けたので、餌をあげました。ヤギもいましたね~。かわいかった!」と、撮影と島の雰囲気を満喫している様子。

一方、亀子役の余は「私は沖縄にたびたび訪れているんですが、竹富島は初めてです。沖縄に来ると気持ちが緩んでしまって、仕事できないかもしれない」と苦笑い。ただ、その雰囲気が役にもいい影響を及ぼしているようで、「(ゆっくりとした雰囲気なので)沖縄自体が助産師さんの役割を果たすような、自然と体も大昔の人間に戻ってしまった感じにさせてくれるところが、この作品にピッタリ。すでにお芝居じゃなくても緩みっぱなしで、幸せを感じてます」と、リラックスした状態で撮影に臨んでいることを明かした。

“生と死”というテーマを描いていく中で、助産師という役どころを演じる余は「助産師さんという役に出合って良かったと思う。この役をいただいたことで、生まれるということと死ぬということを考える時間ができて、すごく良かった」と力説。続けて、「ある助産師さんが書いた本で、赤ちゃんはお腹の中にいる間に1億年もの進化をしているっていうことが書かれていました。そう考えると、人の誕生ってすごいなと思う。沖縄にいるといまだに旧暦で誕生日や行事を祝う習慣がありますが、やっぱり、人が本来あるべき時間の流れの中で皆さん生活していらっしゃる。あらためてそういう時間が体験できてすごく良かったと 思っています」と、島の雰囲気が大きな影響を及ぼしているそう。

最後に余は、「私も若かったら助産師さんになりたかった。離島にかかわらず全国的にお医者さんの数も減っているんですけど、この作品を見た若い方が助産師さんになってみたいという気持ちになってくれたらすごくうれしいです」とPRした。

ほか、仲演じるまりあの夫・達也役として溝端淳平が出演。長老の医師役に伊東四朗などベテラン勢をキャスティング、ガレッジセール・ゴリや平良とみなど沖縄出身のタレント・女優も登場する同ドラマ。希薄となりつつある人間関係が残っていると言われる沖縄で、人々の交流や絆、生命誕生という、ズバリ“人間”にスポットを当てた感動の物語が生まれようとしている。【東京ウォーカー】

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