本土復帰40周年を記念した10年貯蔵古酒泡盛「銀河」を限定発売

沖縄県内6酒造所の銘酒を10年貯蔵させた100％古酒・泡盛「銀河（ティンガーラ）」販売に先立ち、5月11日、沖縄県庁で発表記者会見が行われた。

琉球泡盛「銀河(ティンガーラ)」(1万円/1800ml）は、2002年5月15日の沖縄県本土復帰30周年を記念してスタートした泡盛貯蔵企画。県内を代表する6酒造所の特徴ある泡盛を低温貯蔵倉庫で長期間熟成させることで、濃厚な深みのある味わいの泡盛に仕上げた。

原酒となるのは、伊是名酒造所・瑞泉酒造・久米島の久米仙・石川酒造場・忠孝酒造・入波平酒造のオリジナル銘柄で、度数43度、仕継ぎ（泡盛に新酒を注ぎ足すこと）なしの100％古酒。泡盛の原料であるタイ米の管理と同じ環境の室温15℃に保たれた低温倉庫で貯蔵されており、各銘柄それぞれの個性が引き立つ古酒へと育っている。

“泡盛のプロ”である社団法人泡盛マイスター協会の塩川学専務理事は、「熟成の時を刻んだ10年間で、着実に上質な古酒としての成長が感じられる。6酒造所の特徴ある熟成香を醸し出しており、各銘柄の個性を楽しむことできる泡盛となっている。全体的には口当たりが非常に滑らかで、甘味とまろやかさが特徴的。力強さも感じられる古酒です」と、その魅力を総評した。

販売は、沖縄県が本土復帰40周年を迎える5月15日から12月31日(月)まで。3000本(各種500本)の期間・数量限定での販売となり、全国14店舗のわしたショップ(沖縄県物産公社)で発売されるほか、同ショップが運営する通販サイト「わしたショップオンライン」からも購入可能だ。【東京ウォーカー】