西島秀俊&檀れいのSPドラマ「犬の消えた日」のDVDがリリース
東京ウォーカー(全国版)
実話を基に制作されたセミドキュメンタリードラマ「終戦ドラマスペシャル 犬の消えた日」が放送から約1年後となる7月18日(水)にDVDとしてリリースされることが分かった。
同作品は、井上こみちの小説「犬の消えた日」(幻冬舎刊)をドラマ化。1942年、戦況の厳しさが増す日本で、戦地での防寒用毛皮の調達のために愛犬までもが命を捧げることを強いられた事実を描く。
第二次世界大戦下の1942年、東京で縫箔屋を営む松倉(西島秀俊)と静子(檀れい)の娘・さよ子(荒川ちか)は、“アルフ”という名のシェパードをかわいがっていた。足が不自由で自らが徴兵されないことを負い目に感じる松倉は、アルフに軍用犬の訓練を受けさせる。そんな中、「飼い犬を供出せよ!」と、アルフに出征命令が来る。それまでも日本軍は10万頭にも及ぶ一般家庭の飼い犬を訓練後に戦場へ送りこんでいた。さよ子は父に説得され、悲しみに暮れながらもアルフを戦場へ送り出す。
その後、店の職人である永井(和田聰宏)が、落ち込むさよ子を気遣って雑種の子犬を松倉家に連れてくる。さよ子は大喜びし、「東亜」と名付けてかわいがっていたが、程なく戦況がさらに悪化。軍用犬にならないような飼い犬に対しても供出命令が出され、東亜が戦場へと連れて行かれることになる。
西島、檀、荒川、和田のほか、平田満、内藤剛志、須賀健太ら豪華キャストが出演した同ドラマ。悲しい事実を基にしながらも、戦争の愚かさをあらためて心に刻む強いメッセージを持った作品として反響を呼んだ。
そして、今年2月にはアメリカ・ロサンゼルスで開催された“犬のアカデミー賞”ともいうべき「第1回金の首輪賞」に、外国映画部門でアルフ役のビーナと東亜役のイチゴの2頭がノミネートされ、こちらも話題となった。
DVDでは、ドラマ本編に加え、「犬の消えた日リポ」「いま戦争を考える 犬の話(1)~(4)」「犬の消えた前夜」の3つのPR番組集、スポット集、さらにはインタビューやメーキングなどの特典映像も併せて収録。ドラマをより深く味わえる内容となっている。【東京ウォーカー】
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