フローズンが牽引！夏に向けキリン一番搾りが好調!!

初夏を迎え、キリンビールの一番搾りが好調だ。ビールが新ジャンルに押される中、5月は実に前年比110％という、「ビール」カテゴリーとしては目覚しい売上を記録。牽引しているのは、同社が今年初めて導入した“凍った泡”が楽しめる「一番搾り フローズン＜生＞」のようだ。

「5月17日にオープンした『キリン 一番搾り フローズンガーデン東京』(千代田区)が好調です。オープンから2週間で1万4000人を突破し、連日長蛇の列ができるほどご好評をいただいているんです」とは同社広報部の山下佳樹さん。フローズン状の“泡”という見た目のおもしろさに、初夏の陽気も加わり、地下鉄大手町駅の構内にある同店は、会社帰りのサラリーマンやOLなどが数多く訪れ、おじさんたちが可愛らしいフローズンのビールで乾杯！…という異色の風景が繰り広げられている。

「今後は夏の最盛期に向け、同様のコンセプトショップ6店を、全国主要都市に順次オープンします。8月31日(金)までの期間中、全店舗合計で16万人の来店を見込んでいます」と、山下さんも力を込める。

また、この現象はいわゆる“業務用”に留まらないようだ。同社が家庭用に実施している「おうちでフローズン生キャンペーンが」が好調で、家庭用の一番搾りの売上も伸びているという。

「24本入り4ケースを購入いただくと“必ずもらえる”というキャンペーンがご好評いただいているようです」と山下さん。タカラトミーアーツと共同開発したマシンは、家庭で“フローズン状の泡”が手軽に出来るとあり、パーティなどにも最適。蒼井優さんを使ったCMの効果もあり、かなりの反響だという。

銀座ではアサヒビールの「エクストラコールドBAR」がこちらも大盛況となるなど、ますます激しくなりそうな“冷たいビール”戦争。この夏はキンキンに冷えたビールが、飲み会の主役となりそうだ。【東京ウォーカー】