ドームに始末書提出!? ゆずのライブの“スゴすぎるアンコール”とは
東京ウォーカー(全国版)
6月3日(日)、北川悠仁と岩沢厚治のフォーク・デュオ・ゆずが15周年を記念して東京ドーム公演を行った。会場は4万9139人という超満員で大盛り上がりだったのだが、スゴイのは彼らのアンコール!「虹」「夏色」「栄光の架橋」など5曲を披露し、それだけでもスゴイのに、スタッフもおつかれさまの垂れ幕を出し、いよいよライブを終えようとした時、北川さんは「もう1曲いくか!」と絶叫。「11年前のドームでも時間を越えて始末書を書きました」とテヘペロな表情で告白しつつ、さらなるアンコール「友達のうた」を披露。とてつもないサービス精神で、ファンへの感謝を表した。
この日は東京・大阪のドーム4公演「YUZU 15th Anniversary Dome Live YUZU YOU」の最終日。11年ぶりとなる今回のドーム公演について、「11年前は、デビューして2~3年の煮詰まっていた時。この先やっていけるのかなと不安を抱いてステージに立っていた」と告白。ドームで多くの人を前に2人で演奏することで、音楽への気持ちを取り戻し、前に進めたという。
そんな思い出の詰まったドーム公演の選曲は、ベスト盤「YUZU YOU」発売後とあり、「ストーリー」「明日天気になぁれ」といったヒット曲を披露。「桜木町」のイントロでは、イントロでキャーという大歓声に。また、ファン投票で選ばれた曲をメドレー形式で披露したり、映像で北川さんのお風呂シーンが映し出されるなど、趣向も盛りだくさん。さらにデビュー後、人気を決定づけた「少年」にいたっては“5万人の大合唱”となるなど、客席は笑顔が絶えず、大フィーバー状態が続いた。
「前回のドーム公演は自分たちのことで精一杯だったので、今回は15周年の感謝を込めて、“とにかくみんなに楽しんでもらえるように”」と、ゆずにはリベンジ的な思いがあったようだが、まさに誰もが満足できるライブとなった。
「デビュー前、(横浜の)伊勢佐木町で路上ライブをしていました。始めた頃は聴いてくれる人もいなくて、“くそったれ。お前らに何が分かる!?”という気持ちでいました。路上ライブを始めて1年位で、そのライブ中に、はじめてリクエストをしてくれた人がいて『人に聴いてもらえるって、なんて嬉しいことなんだろう』と。デビューして15年、変わったこともあるけど、あの時の気持ちは変わることなく生き続けています。自分たちの曲を聴いてくれて、めちゃくちゃ大切にしてくれて、ホントにどうもありがとう!」と北川さん。本編ラストでは、同じ時代に生き、これまでの感謝と、今後も共に前に進んで行くというメッセージが込もった、まさにゆずのアティテュードと言える最新シングル「with you」を披露した。
なお、ライブ当日、8月8日(水)ニューシングル「また明日」の発売と、10月24日(水)より横浜文化体育館を皮切りにスタートする「YUZU LIVE CIRCUIT 2012 YUZU YOU~二人で、どこへでも~」、12月8日(土)マリンメッセ福岡を皮切りにスタートする「YUZU ARENA TOUR 2012-2013 YUZU YOU~みんなと、どこまでも~」の全国ツアーの日程がサプライズで発表され、ファンはまたもや大興奮に。
2人と会場の興奮が融合して、“スゴすぎるアンコール”の披露となったゆず。「東京ドームのやってはいけない時間が迫ってきています。11年前のドームでも時間を越えて怒られました」(北川さん)と始末書を書いた11年前同様、今回も“始末書モノ”!?の大サービスに。こんなところが、彼らが愛され続ける理由なのだろう。【東京ウォーカー】
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