次作朝ドラ「純と愛」の沖縄・宮古島ロケが順調にスタート!
東京ウォーカー(全国版)
平成24年度後期のNHK連続テレビ小説「純と愛」は、現在、物語の舞台となる沖縄・宮古島で撮影中。6月17日(日)、同地でマスコミ陣を対象に宮古島ロケ取材会が行われ、主演の夏菜をはじめ、武田鉄矢、森下愛子、速水もこみち、渡部秀、平良進、藤木勇人、川満彩杏らキャスト陣が出席した。
同ドラマは、大阪と沖縄を舞台に、大阪の「人情」と沖縄の「やさしさ」をベースにして今だからこそ大切にしたい人と人との「絆」を描くヒューマン・ドラマ。脚本は、大ヒットドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)を手掛けた遊川和彦が担当する。
一行は6月12日に空路で沖縄入りして、翌13日より宮古島ロケをスタートさせた。事前に心配されていた天気もありがたいほどに(!?)はずれ、順調に撮影が進められているという。
2258人によるオーディションを勝ち抜いて主演の座を射止めた夏菜は、「大阪でのロケは、本当に雨や曇り続きで、心情的にも『大丈夫かなー』と不安があったんですけど、宮古に来たらそんなの吹っ飛んで(笑)。宮古に着いた時も地元の方々が出迎えてくださいまして、それがすごく温かくて、うれしくて、私はこの宮古の人たちのためにも頑張らなきゃと思ったところです。この宮古の海とともに、頑張っていきたいと思っています」と、宮古の太陽に負けないほどのキラキラとした意気込みを披露した。
また、夏菜演じるヒロイン・狩野純の父・善行役の武田は、この宮古島ロケが本格的なクランクインとなった。「ちょっとつかみづらかった台本のテーマを、ようやくつかみかかったという感じで、その取っ掛かりがこの宮古ロケでした。これがとても良い刺激になっているのではないだろうか、と思っております」と、宮古島の雰囲気が役作りに一役買った様子。
続いて、純の母・晴海役の森下は、「私は唯一、宮古生まれ・宮古育ちという役。東京では方言をずっと聞いていて、本当に不安で不安で仕方がなかったのですが、宮古島に来て、皆さんの温かい言葉を聞いているうちに、自分もだんだん『なんとかさ~』みたいになってきました。本当に宮古ロケから(の収録開始)で良かったと思いますし、この海を見て、なんか晴海さんのことが少しずつですけど分かってきたような気もしますし、これからもっともっと、宮古の人間になれるように、頑張りたいと思います」と、現地の人に取ってはこの上なくうれしいコメントを。
純の兄・狩野正役の速水もこの宮古島ロケから撮影に合流。「僕も(撮影は)まだ始まったばかりなんですが、本当に心置きなく撮影に入ることができています。狩野家という素敵な家族を届けることができたらな、と思います」と、見どころを語った。
純の弟・狩野剛役の渡部は、なんと今回が人生初めての沖縄体験だとか。「僕は生まれが秋田県で、鹿児島より南のほうにはこれまで来たことがなくて、今回のロケが“初沖縄”です。こんなにきれいな海を僕は人生で初めて見ました。そんな素晴らしい環境の中、僕も(兄・正の)結婚式シーンがロケ初日だったんですけれども、もう暑くて暑くて、大阪でのキャスト発表の時に比べたら、かなり黒くなったんじゃないかな」と、はにかんだ。
そして、平良、川満、藤木はいずれも沖縄出身の俳優。「宮古島がNHKの電波にのって全国に紹介されるということで、私自身もたいへん喜んでいます」(平良)、「私の名前、“川満”が宮古の名前なので、今回この作品に関われることができてとてもうれしい。沖縄を題材にした作品があって、皆さんが温かく演じてらっしゃるのを見て、本当にうれしい。私も県内で宣伝を頑張ろうと思っています(笑)」(川満)、「すごく明るい元気なヒロインを中心に、素敵なドラマがこの宮古から発信されることになると思います」(藤木)と、口々にこの作品に関われる喜びを口にした。
宮古島のロケは今回以外に、二次ロケ、三次ロケも予定されているという。沖縄・宮古島の美しい景色が画面を通して全国にどのように伝えられるのか、ドラマの内容ととともにそちらも楽しみだ。【東京ウォーカー】
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