日本と中国の観光について考える大規模イベント「日中観光交流会議」が沖縄で開催

東京ウォーカー(全国版)

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2012年は沖縄が日本に復帰して40年であると同時に、日中の国交が正常化して40年でもある。それを記念して、沖縄県と沖縄観光コンベンションビューロー主催で、6月20日(水)~6月23日(土)の間、「日中観光交流会議」を開催する。日中両国の観光政策担当者や中国の航空・大手旅行会社、日本都道府県関係者、日本インバウンド旅行社などから計600人規模の関係者を招くほか、一般の参加も広く募集している。

「日中観光交流会議」は、沖縄情報の発信をはじめ、テーマ別の意見交換会、商談会を実施するなど、リアルなビジネスチャンスの創出を目的に企画された。宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで、基調講演、商談会、分科会、シンポジウムのほか、沖縄美ら海水族館、首里城、おきなわワールド、アウトレットモールあしびなーなどの観光スポットを巡る視察ツアーが予定されている。

基調講演は、“中国で一番有名な日本人”として知られているコラムニストの加藤嘉一氏が、「内から見た中国、外から見た日本、そして世界~いま、中国人は何を考えているのか?~」と題して論じる。

また、「中国航空会社の世界戦略」「映画を通した日中観光交流の促進」「沖縄マルチビザと地域連携」「東北の魅力と新マルチビザの活用」の4つの分科会を実施。

「映画を通した日中観光交流の促進」では、マルチクリエーターの吉田啓氏をコーディネーターに、「映画と観光」「ロケ地巡りの楽しみ方」「地方発の日本映画の現状、中国で大ヒットし中国人観光客誘客に貢献した映画『狙った恋の落とし方』の分析」「沖縄で撮影され中国で視聴率トップを記録したテレビドラマ『陽光天使』撮影のウラ話」「中国映画界の巨匠チェン・カイコー監督」「チャン・イーモウ監督やジャッキー・チェン映画のプロデューサーが語る中国映画の今」など、エンターテインメントと絡めたなじみやすいテーマで、広く意見交換が行われる。パネリストは、映画プロデューサーの高秀蘭氏、女優の武藤美幸さん、キネマ旬報編集者の岡崎優子さん、沖縄県文化観光スポーツ部の平田大一部長、沖縄フィルムオフィスの仲田賢氏。

そして、22日(金)に行われる統括シンポジウムは「観光を通じた日本と中国の交流促進について」をテーマに、観光庁、中国国家観光局、JNTO、沖縄県などからパネリストが参加し、観光の現状と未来を語り合う。

「商談会」以外は一般の方の参加も可能。応募締切は過ぎているが、まだ席に若干の余裕があるとのことなので、沖縄県庁のホームページから「参加申込書」を入手して参加しよう。中国人観光客が大幅に増加している昨今。日本と中国の観光の可能性を探る、有意義なイベントとなりそうだ。【東京ウォーカー】

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