新キャラクターも登場!テレビシリーズ最新作「琉神マブヤー1972レジェンド」で“本土復帰”を描く!
東京ウォーカー(全国版)
2008年の放送開始から、沖縄ローカルヒーローとして幅広い世代に人気を集め、ことし1月には、山田親太朗とISSAのダブル主演で劇場版も公開された「琉神マブヤー」。その最新作となる特撮ドラマ「琉神マブヤー1972レジェンド」(琉球放送、TOKYO MXで10月6日(土)スタート)の制作発表会見が6月25日(月)、沖縄市役所で行われ、琉神マブヤー/朝基(ちょうき)役の與座和志、龍神ガナシー/盛仁(せいじん)役の高江洲良、新キャラクター・クイナ役の棚原里帆、監督を務める川端匠志氏ら制作陣が出席した。
同作は、「琉神マブヤー」(2008年10月~12月)、「琉神マブヤー外伝 SO! ウチナー」(2009年10月~2010年1月)、「琉神マブヤー2(ターチ)」(2010年10月~12月)、「琉神マブヤー3(ミーチ)」(2012年10月~12月)に続く、テレビシリーズ第5弾だ。
今回は、多くのウチナーンチュ(沖縄県民)が“本土に追いつけ、追い越せ”を信条に、地元の文化や歴史を軽視する風潮にあった1972年の沖縄が舞台。本土復帰前夜、ひょんなことから「マブヤー」と「ガナシー」のマブイを宿した“基地の街”コザに住む2人の青年、朝基と盛仁が、沖縄の神様・森の大主(うふぬし)の使い「クイナ」と共に、時を同じくして出現したマジムンと新たな敵に挑む。
会見では、琉神マブヤー/朝基役の與座が「アメリカと日本、アメリカと琉球の文化が入り乱れて、新しい琉球文化が生まれてくるところを見せてくれる部分だと思います」と見どころを語ると、龍神ガナシー/盛仁役の高江洲は、「見てくれるのがちびっ子たちなので、元気を与えられたらいいなと思います」と、すでに高い人気を誇る龍神ガナシー役に対する意気込みを語った。
1972年という時代設定について川端監督は、「“72年”は、アメリカの統治下に置かれていた沖縄が日本に復帰するターニングポイント。かなり重要な年です。その時代にマブヤーを登場させることで、みんなが沖縄のことを考えるひとつのきっかけになればと思っています」とコメント。さらに、沖縄市をメーンにロケを行うことに関しても「コザは、米兵との関わりが強く、(オキナワン)ロックも生まれた場所。アメリカの影響を一番受けている土地ということで決めました」と話した。
また、新キャラクター「クイナ」を登場させたことについては、「ヤンバルクイナが知られるようになったのは1980年代に入ってからなんです。1972年には、まだ地元(やんばる)の人しか知らなかった。その辺の歴史も面白いなと思いましたね。『今、沖縄のみんなが知ってる動物が、あの時代は誰も知らない』っていう、そういう設定がヤンバルクイナ特有のキャラクターだなと思いました」と語った。
「琉神マブヤー」シリーズの原点となる作品「マブヤー1972レジェンド」は、10月6日(土)にRBC琉球放送とTOKYO MXで放送スタート。同日から動画サイト「琉神マブヤー公式ニコニコチャンネル」でも配信される予定となっている。
ことし、本土復帰40周年という節目の年を迎えた沖縄。地元のローカルヒーロー「マブヤー」が、沖縄のアイデンティティーを見つめ直すきっかけになるかもしれない。【東京ウォーカー】
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